Mちゃん(高1):
「さ、今日は新しい『春の歌』だよね?」
先生が楽しみにして聞いたら、譜面台に楽譜を置こうとしていたMちゃんは「アッ・・・」と固まりました。
「そうだった。『春の歌』やるんだった・・・間違えて『トルコ行進曲』ばっかりやってきちゃった・・・」
なーんだ。せっかく春に向けて気分一新、メンデルスゾーンの「春の歌」を聴かせてもらえると思ったのに。
さすがウォーリーチャンピオンのMちゃん、持ち物だけじゃなく曲まで忘れるとは。
「まあいいよ、トルコ行進曲がすっごく上手になった?!」
「うん・・・」
というわけで、先週に引き続き、さらに磨きをかけられた(?)トルコ行進曲を聴かせてもらいましたよ。
元気いっぱいにね。
「あ~、せっかく、初めての優雅な曲で、大人の階段のぼろうと思ったのに・・・」とはMちゃんの嘆き「やっぱ私は、優雅より元気が合ってるみたい・・・」
そうかもしれん。
でも、ま、新境地開拓ってことで、ロマン派メンデルスゾーンの華麗なピアニズムも経験してみましょうよ。意外とうまくいくかもしれないよ。
「春の歌」は「無言歌集」の中で一番有名な曲です。
ちょうど春になるところだしね。
「うん、大人の階段のぼる!」
ってことで、まずは冒頭の8小節をコード分析しました。
こうすると、ちっちゃな装飾音符の楽譜を読むとき、手掛かりになって譜読みがやりやすくなります。
それでは、来週こそ優雅な大人の階段をのぼったロマン派ピアノを楽しみにしてるからね。
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