HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ハモプリ清里合宿・第2日

2011年10月09日 | その他日記
ミューのお食事は とーっても美味しいです。
夕食はフレンチベースのコース料理、そして朝食は こだわりの素材を使った和食です。
 
朝、わくわくしながら朝食のためリビングに行くと、昨日の団体さんが もう全員食事を終えて、テーブルの前に座っていました。
一人の、リーダーと思われるおじさんが私たちの所へ来て、
「お願いがあります」と、深々と頭を下げるので、なんだろうと思ったら、おじさんは何とこう言ったではありませんか。
「昨日のコーラスを、ぜひ聴かせていただけませんか」
そうして、また深々とおじぎをされるのです。

私たちはビックリしてしまいました。
や、やっぱり聞こえてたんだ
ジャマだとは思われなかったんだ
それどころか、もう一度聴きたいとまで言ってくれてるんだ

一瞬の間に、これらの思いがアタマの中を右往左往・・・
「と、とんでもない。あんなヒドい歌なんか、とてもお聴かせできるようなもんでは
私たちは、口々に言いました。
するとおじさんは、寂しそうに言うのです。
「だめですか・・・?そうですか・・・お礼に、リンゴとナシを差し上げますがねえ・・・」
「えっ、ほんとに?! それじゃあ」
ヒバリは言いました。
別に、リンゴとナシに釣られたわけじゃなく、そうまで言ってくれてるのに、それ以上拒絶してはいけないような気がしたのです。
「朝イチなんで、声が出るかどうかわかりませんけど」
「歌ってくれますか?!」
おじさんは喜び、仲間のみなさんは、ピアノの方を向いて、コンサートのお客さんみたいに並んで座り直しました。
私たちは前に行って、簡単に発声をしてから歌いました。


ボサノバタッチの「ラヴィン・ユー」、そしてスィングタッチの「蜜の味」へと進んだころには、みんなが体を揺らし、手拍子を打ってくれました。
思ったよりも声が出て、夕べの練習はちゃんと成果を上げているように感じました。
歌い終わったら、みんなは拍手喝采して「ありがとう!ありがとう!」と大喜びしてくれました。」
せっかくこんなに喜んでくれたので、
「みなさんでご一緒に歌いませんか?なにか・・・」と言うと、おじさんが
「『ふるさと』なんかどうでしょう」と言ったので、ヒバリはその曲を弾き、ハモプリも、知らないおじさん・おばさんたちも全員で「うさぎおーいし、かの山ー♪」と声を揃えて大合唱しました。
ハイジさんが、ピアノの上に積んであったらしい歌集を、みんなに配りました。
終わろうとすると、一人の女性が 歌集を見ながら「『小さい秋みつけた』は?」と言ったので、もう1曲、それもみんなで歌いました。
思いがけなく、「秋のミニコンサート」みたいになり、おじさんは立派な一眼レフのカメラで ヒバリたちの写真を撮ってくれたので、もう一枚、一緒に記念写真に入ってもらいました。


約束通り、大きくて見事なリンゴとナシもくれました。

これは、おじさんちの農園でつくったものだそうです
おじさんたちの一行は出発し、私たちはビックリしながらも ちょっぴり嬉しく興奮していました。
何より、自分たちの歌を喜んでもらえたこと、それぐらい歌えるようになれたこと、そして思いがけず、本番前のリハーサルができたことが嬉しかったです。
少し冷めちゃった朝食をいただいて、またちょっぴり練習して、ハモプリの「練習部分」は終わりました。
あとは夕方の「あずさ」の時間まで遊ぶだけです。

ハイジさんに、近くのアンティークショップを経由してから「萌木の村」へ送ってもらい、たっぷり遊んで午後3時、ハモプリは駅へ向かいました。
あー、今年も有意義な合宿であった。

ハモプリ清里合宿・第1日

2011年10月08日 | その他日記
女子コーラスユニット「ハモプリ」の 今年のメンバーは4人。
今月の終わりにある「ハロウィーンコンサート」本番に向けて、清里へキャピキャピと「合宿」にでかけました。
上の写真が、4人並んだ私たちです。(うそ)

ガーデン日記」に関連記事あり。

 特急「あずさ」で小淵沢まで行きます

小淵沢からシャトルバスで、結婚式なども行われる豪華リゾートホテル「星野リゾナーレ」へ。
べつに結婚式に参列するわけでも宿泊するわけでもなく、無料のシャトルバスを利用しただけさ。
めざすはリゾナーレのショッピングモール。すてきなお店やカフェ、レストランなどが並んだ おしゃれな"マルシェ(市)"なんだよ。

 コンコースの壁は、紅葉したツタに彩られてる

 いたるところにハロウィーンの飾りが

 ホテルの塔の窓を見れば、オバケたちがのぞいてる 

 ランチは野菜がいっぱい入ったグラタン。和風の器に入ってすてき。

夕方まで遊んでから小海線に乗って清里まで行き、毎年御世話になってるゲストハウス・ミューの女性オーナー ハイジさんにお迎えに来てもらって、チェックインしました。
夕食までの1時間半ぐらい、ピアノのあるリビングで練習させてもらいました。
今日は50代~60代ぐらいの男女8人グループのお客さんが相客とのことで、夕食時 そちらのテーブルはにぎやかに宴会が続いて 私たちが練習する余地はなさそうでした。
ハイジさんからラジカセを借りて自分たちの部屋でコソコソ練習し、
「あんなにぎやかなお客さん、このペンションでは初めて見たね~」
「あの宴会なら、私たちが歌っても聞こえないね。よかった」
「苦情出ないといいけど」
と弱気な発言の連続には 自信のなさがありありです。
というのも、我らハモプリが練習らしい練習をするのは、毎年 この合宿だけ。
合宿をやって初めて、ようやく歌の全貌がわかってきたところで本番、という状態なのです。
こんな歌を、ほかのお客さんのお耳に入れてしまっては、せっかくのリゾート気分をこわして申し訳ない・・・
そんな気持ちで謙虚に練習させてもらってる私たち。
明日、苦情が出ないといいなあ・・・不安・・・



気候不順

2011年10月07日 | レッスン日記(小中高生)
このところ、初冬のように寒くなって雨が降ったり、そうかと思えば初夏のように暑くなったりと、気候がとても不安定です。
風邪を引いている人も多いようですね。

今日も、中学生のM3ちゃんが風邪でお休みしましたし、小学1年生のNちゃんは、本当はおとといレッスンだったのが 発熱のため今日に変更したのでした。
まだ体調が本調子じゃないのかな、という感じで、元気もいまいち、という気がしました。
教室のドアを開けたとき、一瞬 幼稚園のときのように「ママも~、ママも来て~」とベソをかきそうになりましたが、「先に、どの絵本借りるか選んでようか?!」と目先をそらすと(1年生の子たちは、毎週、ヒバリ教室の絵本を借りて帰っています)「うん、先に選んでよう」と 一人で教室に入り、そのあとはちゃんとレッスンにはいっていくことができました。

そういえば、昨日のTちゃんもマスクをして「風邪ひきそう」と言ってたし・・・
みなさん、本当に気をつけましょうね。

小1のM4ちゃんと 中1のMちゃんは、ふだん通り元気にレッスンできました。
たまたま、レッスン時間の変更などで ふだん会わない二人が初めてレッスンで顔を合わせたので、発表会の合奏「ワン・ノート・サンバ」「アダムス・ファミリー」「セント・トーマス」「ドキドキタイム」などを 一緒に弾いてみました。
中学生と小学1年生が力を合わせて弾くのも、めったにないと思いますし、音楽としてもとてもいい感じでした。
毎週つきそってきている、M4ちゃんの妹M5ちゃんまで、なんだか曲の感じをおぼえてしまって、一緒にスズをふったり、歌ったり踊ったりのしぐさをやっていて、何時の間にこんなのできるようになってたんだろう、と感心しました。

M4ちゃんたちが帰ったあと、Mちゃんはショパンの「別れのワルツ」が全曲通して弾けるようになり、「やったー」と大喜び。
あとは心をこめて、磨き上げていく作業になります。

発表会まで、あと3週間。
みんな、くれぐれも健康管理を怠りなく、元気ですごせるようにしましょう!

特訓!

2011年10月06日 | レッスン日記(小中高生)
おとといレッスンに来たTちゃん(小4)が、今日もレッスンに来ました。
実は先週の土曜日にも来ました。
教室で、レッスン時には、それなりの成果を上げて 目標をこなしているのですが、1週間たって「さて、自宅学習の成果は」と見ると 思ったようにはかどっていない、という感じを受けていました。
多分、自分一人での練習が 効率よくやれていない、というか、練習方法がいまいちわからないんだろうな。
教室で「よくできたね」と言われても、それは今現在、申し分なくできてる、ということではなく、
「この調子で、さらに完全にマスターできるように練習してきてね」という意味なのですが、小学生にはあまりピンとこないのかもしれません。
自分のソロ曲、それに おにいちゃんのTくんとのアンサンブルも、けっこうの大ネタなので、この状態では間に合いません。
練習のやり方がわからないのなら、一緒に練習するしかありません。
そこで、「あさってもおいで!」「そのまたあさってもおいで!」ということになって、1日おきにビシバシしごかれています。

おにいちゃんのTくんも 似たり寄ったりで、T&Tきょうだいは二人そろって、欲がないというか大らかというか、テンパり感が皆無のようです。
もっとも、それはヒバリ先生が小学生のころ、いっつも先生から言われていたことなので、「欲がなくさっぱり~♪」という気持ちには共感できるのですが。

そんなわたくしも、今では この調子でいくとどんな結果になるか、ということが予想できるぐらい大人になったので、おっとりのんびりの二人を見ると冷や汗が。

今日は、サッカーに行く前のTくんも呼び、二人とも「鬼コーチ」みたいな先生のムチ(声の)を満身に浴びながら、息もつかせぬ大特訓を受けました。
ま、ふだんはできない、ほんとの特訓というものを経験する、いいチャンスではありますね。

救いなのは、Tちゃん・Tくんの二人が、こんな地獄の特訓を受けても、ちっとも凹んだり悪びれたりしない、ということ。
ほんとに大らかな、いいキャラの「T&Tきょうだい」なのです\(^O^)/

イタリアンカフェ「T」

2011年10月06日 | 下北沢いろいろ
今月末の「ハロウィーン・コンサート」の練習のため、連弾ユニット「おゆみ&ピーコ」の相方 おゆみさんが茅ヶ崎から来てくれました。
1時間ほどで練習は簡単に終わり(終わらせ)、二人でランチに出かけました。

秋になると必ず「そうだ、あそこに行かなきゃ」と思い出す イタリアンのお店「T」
ヒバリんちのすぐ近所で、毎年コンサートをやる「アレーホール」からもすぐの場所にあります。

 入り口の、大きなレトリバーが目印

 上品でおしゃれな店内。静かにジャズピアノが流れています。



秋限定メニュー「牡蠣のグラタン」「牡蠣のスパゲッティ」が 超おすすめです。
 牡蠣のグラタンまたは「牡蠣のクリーム煮」。
大きな牡蠣のシェルに盛った、あつあつのグラタン(コキール?)が 一人宛て4つ。
フランスパンを添えてくれます。
ゆっくりドリップで入れてくれるコーヒーや、デザートのカボチャプリンも極上の味です。

「お久しぶりー。秋だけじゃなくて夏にも思い出してよ~」と迎えてくれる 気さくなマスターですが、実はイタリア料理のシェフだった人らしいです。

ヒバリおすすめの「T」、ぜひ行ってみてください。


ウィーンのソナチネ

2011年10月05日 | レッスン日記(小中高生)
十月の声を聞いたとたん、あっという間に「秋深し」みたいになってしまいました。

今日は、朝方から降り出した雨がだんだん強くなって、寒い日になりました。
1年生のM4ちゃんは、妹のM5ちゃん(1才)がつきそいということもあり、他の日に振替え。
そして同じく1年生のNちゃんは、「熱が出てしまいました」ということで、Nちゃんもお休み。

今日レッスンに来たのは、大人のHさんだけでした。
夏の初めから取り組んでいた、モーツァルトの「ウィーンのソナチネ第6番」を、全楽章完成し、今日通して弾きました。
これだけのボリュームある作品を、最初から最後まで暗譜して弾く、というのはすごいです
ブラボー!\(^O^)/

次回からは、同じく「ウィーンのソナチネ」曲集から、第1番をやります。
堂々とした、いかにもモーツァルトらしい優雅な曲。
楽しみです

もうすぐハロウィンコンサート

2011年10月04日 | レッスン日記(小中高生)
ついに9月は 一度も日記をアップできませんでした

2学期に入って、生徒たちは「ハロウィン・コンサート」に向け、がんばって練習しています。
みんなのがんばっている様子を、日記にアップしたかったのですが・・・

今年は、初めて 子どもと大人いっしょにコンサートをやることになり、そのため選曲、アレンジ、譜面作りとかが いっぺんに2倍になってしまったので、PCに向かう時はすべてその作業に忙殺されていました。
ブログをアップする時間がまったくナカッタので、すっかりごぶさたしてしまいました

ついに10月になり、辺りはキンモクセイの香りに包まれています。
遅ればせですが、みんなの様子をお知らせしたいと思います。

M4ちゃん(小1) 毎週 確実にちゃんと練習してきて、今ではしっかりとした実力がついています。
発表会の曲も 最後まで暗譜で弾けるようになり、ふだんのテキストも並行してちゃんとやっています。
ママ、パパといっしょに合奏する「すいかの名産地」も楽しく仕上がりそうです。

Nちゃん(小1) 徐々にマスターしていく、というよりも「ちゃんと弾けるのかな・・・」などと心配していると、ある日いきなり数段階アップする、というスタイルで、進歩していっています。
ママとの連弾「菊次郎の夏」がすてきに完成してきています。

Sちゃん(小2) バロックの「春」と「メヌエット」を楽しく弾いています。合奏やアンサンブルなども伸び伸びと楽しんで、2度目の発表会を楽しみにしています。

Tちゃん(小4) 物事に動じない大物のTちゃんなので、「エリーゼ」がつっかえつっかえでも悠長にかまえている。
10月に入り、ついに先生から「ほかの日にもう一回おいで!」と補講招集された。
練習すれば弾けるTちゃんなので、自分でも工夫して 上手に弾けるまで練習してほしい・・・

Tくん(小6) 今年の初め頃からやってきた「ブギウギ」を、今回の発表会ではご披露します。
ブギウギは 12小節で1コーラス。
ひとつずつひとつずつ、コーラスをクリアして、もうすぐ最後まで到達しそう。

M3ちゃん(中1) 中学生になったM3ちゃんの 今年の成長はすごいものがあります。優雅なソプラノと華麗なピアノ。
3年前のデビュー発表会で コードにつまずいてこけ、「やっぱりM3だけがこけたか」と納得されていたM3ちゃんとは別人のようです。

Mちゃん(中1) 彼女も 中学生になって、これまでのボーイッシュ路線から「しっとりした秋らしい曲が弾きたい」と発言して驚かれました。今は、ショパンの甘く切ない「別れのワルツ」を表現するべく努力しています。

キノパパ(大人) 今年は、モーツァルトの「ウィーンのソナチネ」に挑戦しています。テクニックと構成がしっかりした古典派の曲は、やっぱ相当難しい。けれど努力を重ね、堂々とした音色が出せるようになってきています。

ソロ演奏は、このメンバーが弾きます。
ようやく楽譜の配布などもめどがついてきたので、これからは できるだけ日記をアップできるようにがんばります。