ミューのお食事は とーっても美味しいです。
夕食はフレンチベースのコース料理、そして朝食は こだわりの素材を使った和食です。
朝、わくわくしながら朝食のためリビングに行くと、昨日の団体さんが もう全員食事を終えて、テーブルの前に座っていました。
一人の、リーダーと思われるおじさんが私たちの所へ来て、
「お願いがあります」と、深々と頭を下げるので、なんだろうと思ったら、おじさんは何とこう言ったではありませんか。
「昨日のコーラスを、ぜひ聴かせていただけませんか」
そうして、また深々とおじぎをされるのです。
私たちはビックリしてしまいました。
や、やっぱり聞こえてたんだ
ジャマだとは思われなかったんだ
それどころか、もう一度聴きたいとまで言ってくれてるんだ
一瞬の間に、これらの思いがアタマの中を右往左往・・・
「と、とんでもない。あんなヒドい歌なんか、とてもお聴かせできるようなもんでは」
私たちは、口々に言いました。
するとおじさんは、寂しそうに言うのです。
「だめですか・・・?そうですか・・・お礼に、リンゴとナシを差し上げますがねえ・・・」
「えっ、ほんとに?! それじゃあ」
ヒバリは言いました。
別に、リンゴとナシに釣られたわけじゃなく、そうまで言ってくれてるのに、それ以上拒絶してはいけないような気がしたのです。
「朝イチなんで、声が出るかどうかわかりませんけど」
「歌ってくれますか?!」
おじさんは喜び、仲間のみなさんは、ピアノの方を向いて、コンサートのお客さんみたいに並んで座り直しました。
私たちは前に行って、簡単に発声をしてから歌いました。
ボサノバタッチの「ラヴィン・ユー」、そしてスィングタッチの「蜜の味」へと進んだころには、みんなが体を揺らし、手拍子を打ってくれました。
思ったよりも声が出て、夕べの練習はちゃんと成果を上げているように感じました。
歌い終わったら、みんなは拍手喝采して「ありがとう!ありがとう!」と大喜びしてくれました。」
せっかくこんなに喜んでくれたので、
「みなさんでご一緒に歌いませんか?なにか・・・」と言うと、おじさんが
「『ふるさと』なんかどうでしょう」と言ったので、ヒバリはその曲を弾き、ハモプリも、知らないおじさん・おばさんたちも全員で「うさぎおーいし、かの山ー♪」と声を揃えて大合唱しました。
ハイジさんが、ピアノの上に積んであったらしい歌集を、みんなに配りました。
終わろうとすると、一人の女性が 歌集を見ながら「『小さい秋みつけた』は?」と言ったので、もう1曲、それもみんなで歌いました。
思いがけなく、「秋のミニコンサート」みたいになり、おじさんは立派な一眼レフのカメラで ヒバリたちの写真を撮ってくれたので、もう一枚、一緒に記念写真に入ってもらいました。
約束通り、大きくて見事なリンゴとナシもくれました。
これは、おじさんちの農園でつくったものだそうです
おじさんたちの一行は出発し、私たちはビックリしながらも ちょっぴり嬉しく興奮していました。
何より、自分たちの歌を喜んでもらえたこと、それぐらい歌えるようになれたこと、そして思いがけず、本番前のリハーサルができたことが嬉しかったです。
少し冷めちゃった朝食をいただいて、またちょっぴり練習して、ハモプリの「練習部分」は終わりました。
あとは夕方の「あずさ」の時間まで遊ぶだけです。
ハイジさんに、近くのアンティークショップを経由してから「萌木の村」へ送ってもらい、たっぷり遊んで午後3時、ハモプリは駅へ向かいました。
あー、今年も有意義な合宿であった。
夕食はフレンチベースのコース料理、そして朝食は こだわりの素材を使った和食です。
朝、わくわくしながら朝食のためリビングに行くと、昨日の団体さんが もう全員食事を終えて、テーブルの前に座っていました。
一人の、リーダーと思われるおじさんが私たちの所へ来て、
「お願いがあります」と、深々と頭を下げるので、なんだろうと思ったら、おじさんは何とこう言ったではありませんか。
「昨日のコーラスを、ぜひ聴かせていただけませんか」
そうして、また深々とおじぎをされるのです。
私たちはビックリしてしまいました。
や、やっぱり聞こえてたんだ
ジャマだとは思われなかったんだ
それどころか、もう一度聴きたいとまで言ってくれてるんだ
一瞬の間に、これらの思いがアタマの中を右往左往・・・
「と、とんでもない。あんなヒドい歌なんか、とてもお聴かせできるようなもんでは」
私たちは、口々に言いました。
するとおじさんは、寂しそうに言うのです。
「だめですか・・・?そうですか・・・お礼に、リンゴとナシを差し上げますがねえ・・・」
「えっ、ほんとに?! それじゃあ」
ヒバリは言いました。
別に、リンゴとナシに釣られたわけじゃなく、そうまで言ってくれてるのに、それ以上拒絶してはいけないような気がしたのです。
「朝イチなんで、声が出るかどうかわかりませんけど」
「歌ってくれますか?!」
おじさんは喜び、仲間のみなさんは、ピアノの方を向いて、コンサートのお客さんみたいに並んで座り直しました。
私たちは前に行って、簡単に発声をしてから歌いました。
ボサノバタッチの「ラヴィン・ユー」、そしてスィングタッチの「蜜の味」へと進んだころには、みんなが体を揺らし、手拍子を打ってくれました。
思ったよりも声が出て、夕べの練習はちゃんと成果を上げているように感じました。
歌い終わったら、みんなは拍手喝采して「ありがとう!ありがとう!」と大喜びしてくれました。」
せっかくこんなに喜んでくれたので、
「みなさんでご一緒に歌いませんか?なにか・・・」と言うと、おじさんが
「『ふるさと』なんかどうでしょう」と言ったので、ヒバリはその曲を弾き、ハモプリも、知らないおじさん・おばさんたちも全員で「うさぎおーいし、かの山ー♪」と声を揃えて大合唱しました。
ハイジさんが、ピアノの上に積んであったらしい歌集を、みんなに配りました。
終わろうとすると、一人の女性が 歌集を見ながら「『小さい秋みつけた』は?」と言ったので、もう1曲、それもみんなで歌いました。
思いがけなく、「秋のミニコンサート」みたいになり、おじさんは立派な一眼レフのカメラで ヒバリたちの写真を撮ってくれたので、もう一枚、一緒に記念写真に入ってもらいました。
約束通り、大きくて見事なリンゴとナシもくれました。
これは、おじさんちの農園でつくったものだそうです
おじさんたちの一行は出発し、私たちはビックリしながらも ちょっぴり嬉しく興奮していました。
何より、自分たちの歌を喜んでもらえたこと、それぐらい歌えるようになれたこと、そして思いがけず、本番前のリハーサルができたことが嬉しかったです。
少し冷めちゃった朝食をいただいて、またちょっぴり練習して、ハモプリの「練習部分」は終わりました。
あとは夕方の「あずさ」の時間まで遊ぶだけです。
ハイジさんに、近くのアンティークショップを経由してから「萌木の村」へ送ってもらい、たっぷり遊んで午後3時、ハモプリは駅へ向かいました。
あー、今年も有意義な合宿であった。