三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

バイミュージコロジー。

2016年09月20日 | 三味線のはなし
ランチタイム、
日本の音楽教育に伝統音楽を採り入れるための方法について話す。

今、現場にいる先生たち、
とくに音楽の専門ではない小学校の先生では
伝統音楽の授業は無理でしょう。
その人たちの責任では勿論ないけれども。

では、これから先生になろうという人たちの場合。
一人で西洋も日本もやるのか、
いっそ、分業にしてしまえばいいのか。
今までの西洋音楽に加えて日本音楽を学ぶのは大変ではないのか。
あるいは、西洋音楽の基礎知識があることで
日本音楽のマスターも早くなるのか。

…というような話で盛り上がってました。

ちなみに私はバイミュージコロジー。
西洋音楽のベースをもって
三味線音楽に転向した両刀遣いです。

確かに最初の上達は早いと思う。
でも、例えば、絶対音感が邪魔になる場面とか、
邦楽独特の間が取れないとか、
必ずしもメリットばかり、というわけでもない。

でも、細かいことよりも
日本の音楽を広めることが最優先課題。
津軽三味線は世界的に人気だから、なんて
胡座をかいていてはいけない筈だ。




コメント
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