芋づる式読書とでもいおうか
読んだ本の中で引用あるいは紹介されてて気になった本を次に読んでみる、
ということをやっています。
これも、前に読んだ何かの本で名前が出ていたのを図書館で発見。
マイナー音楽、というタイトルのとおり、
紹介される音楽は実際、半分もわからなかったけど、
“声”や“ワールドミュージック”がテーマの文章などは
私自身の興味とも重なる分野で非常に面白かったです。
そして最後の方に、
初代竹山の演奏(ライブ!)をフランスで聴いた話が出てきたのには吃驚です。
演奏を聴いて、いいなと思ったのだけれど、
それは日本の音楽だから共感する部分があって、というのではなく
他者として面白いと感じる(だけだ)、
心を打たれるのはロックやシャンソンの方で
日本人のルーツとしての音楽ではない、
という辺りは、いろいろ考えさせられます。
私はロック以上に津軽三味線に魂を掴まれたけれど、
それって何なんだろう、とか
他者としての楽しみ方だってアリだろう、とか。
和楽器の現代での在り方について、
邦楽に深く関わっている人よりも
別のジャンル(クラシックでもジャズでも)の人の発言の方が
的確だなと感じることが多いです。
それは(昨日のブログに繋がりますが)
私がバイミュージコロジーだからだろうけれど、
日本の音楽に限らず、伝統音楽の変容は世界各地であって、
そういうのを見ていくのも面白いだろうなと思います。
読んだ本の中で引用あるいは紹介されてて気になった本を次に読んでみる、
ということをやっています。
これも、前に読んだ何かの本で名前が出ていたのを図書館で発見。
![]() | マイナー音楽のために―大里俊晴著作集 |
月曜社 |
マイナー音楽、というタイトルのとおり、
紹介される音楽は実際、半分もわからなかったけど、
“声”や“ワールドミュージック”がテーマの文章などは
私自身の興味とも重なる分野で非常に面白かったです。
そして最後の方に、
初代竹山の演奏(ライブ!)をフランスで聴いた話が出てきたのには吃驚です。
演奏を聴いて、いいなと思ったのだけれど、
それは日本の音楽だから共感する部分があって、というのではなく
他者として面白いと感じる(だけだ)、
心を打たれるのはロックやシャンソンの方で
日本人のルーツとしての音楽ではない、
という辺りは、いろいろ考えさせられます。
私はロック以上に津軽三味線に魂を掴まれたけれど、
それって何なんだろう、とか
他者としての楽しみ方だってアリだろう、とか。
和楽器の現代での在り方について、
邦楽に深く関わっている人よりも
別のジャンル(クラシックでもジャズでも)の人の発言の方が
的確だなと感じることが多いです。
それは(昨日のブログに繋がりますが)
私がバイミュージコロジーだからだろうけれど、
日本の音楽に限らず、伝統音楽の変容は世界各地であって、
そういうのを見ていくのも面白いだろうなと思います。