三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

キレイなだけでは足りないか。

2019年04月13日 | 三味線のはなし
基本的に
美しい表現、が好きだ。

音楽でも唄でも舞踊でもフィギュアスケートでも。

個性的であるとか
技術的にずば抜けている、とかよりも
キレイなものが好き。

自分の表現も
それに近いと思っている。
迸るような激情とか
正反対にコミカルなものとか
そういうものが自分の引き出しにはない。

表面的に綺麗にまとまった表現。
悪くはないけど、それだけでは足りないのだろうと
うっすら感じることもある。

それでも
剥き出しの自分を出すことは出来ない。
感情表現をするためには物語が必要だ。

それもまた個性なのかな。
ないものねだりばかりでは消耗するだけだ。

とりとめもなく
そんなことを考えたりする。

でも
今日は伊与号(私の津軽三味線二号機)がとてもよく鳴った。
それが津軽らしいかどうかはさておき、
私のほしい音になってきた。
佳き哉。




Shamisen + vocal 千静
Official website
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►演奏予定
4月21日(日) 静寂の夜の歌 第二夜
4月27日(土) Night of 1000 Eyes vol.30
 詳しくはこちら

►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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