三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

にっぽんの芸能~鶴澤清治の芸。

2020年08月15日 | 鑑賞
NHK『にっぽんの芸能』で、昨日は鶴澤清治師特集。

文楽の芸談でよく見る話ですが、
「合わせにいかない」ということ。
太夫と三味線、お互いにそれぞれの間があって、
相手に合わせようとしてはいけないと。

私もお稽古でたびたび言われるのですが、
実際やるとなるとものすごく難しい。
語りを聞かないわけにはいかないし、
聞いたらどこかで合わせたくなってしまうし。。

太夫さんに「もうちょっとゆっくり」と言われても
聞く耳持たずな清治師匠の徹底ぶり、すごいなと。
番組の中で「切っ先鋭い」音と評されてましたが、
確かにそんな感じの音。鮮やか。
義太夫の三味線て本当にすごいなと改めて思います。
たった3本の糸で表現領域の限界に挑戦していく。
この良さ、この凄み、もっと伝えたい、広めたい、
知ってほしい!! とキリキリしてる。


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►演奏予定
 8月24日(月) 古今東西「弦」MEETING@西院GATTACA
 8月29日(土) メスキータに捧ぐ@京都Annie's Cafe
 詳しくはこちら
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。

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