楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

2016年08月17日 00時00分56秒 | つれづれなるままに考えること
時は暮れ行く春よりも
さらに長きは無かるらん
恨みは友の別れより
さらに辛きは無かるらん


高校生の頃、藤村の詩を勝手に替えて作った詩だ。

         本来の詩は、

               時は暮れゆく春よりぞ
               また短きはなかるらむ
               恨みはともの別れより
               さらに長きはなかるらむ

                     (晩春の別離)より


大学を卒業して、就職後何か月もしない内に、
商船大学を卒業した友人が、水先案内人になって、
案内の途中に、船に挟まれて死んだ事故。

その時、ボクが勝手に作った替え歌だ。
今でも忘れられない。

友人と将来の夢を語った夜のことや、
友人との別離がこんなに辛いものとは、
経験しないと解らない。

友人ですらこんなに辛いのに、
ご両親の辛さを思うとやりきれない。

辛いときはいつもこの詩を思い出す。
太平洋戦争で亡くなった若い人たち、
そのご家族やご友人の方々、
その辛さを二度と味あわせてはならない。

終戦記念日を想い。

コメント (11)
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