楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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ガイド―ボランティア

2017年01月27日 17時35分08秒 | つれづれなるままに考えること
大学病院で案内のボランティアを始めてもう1年になる。


その昔、血液のガンにかかり、7か月入院。

治療を始める前に、家族全員を読んで下さいと言うので、
結婚して独立している息子と娘、カミさんとボクの四人と、
内科の血液科の教授、助手、研修医2名の四人がテーブルを挟んで席に着いた。

研修医の一人が病状と治療方法を説明。

 (悪性リンパ腫で「三年間生存率 30%」のステージ4、
  五日後から抗がん剤治療を始めます。
  その間に身辺整理と心の整理をして置いて下さい。)

という。

どうして解ったのか、抗がん剤以外に治療方法はないのか、
抗がん剤治療は大変苦しいと言うから、治療しない場合はどうか、
など質問していった。

左右の肋骨の蝶番に当たる骨の部分から、骨髄をを採取されていたので、
およその覚悟はしていたボクの質問だけであった。
家族はガンと聞いただけで、その衝撃で誰も口を利く、
つまり質問することさえ出来なかった。

忘れもしない、今から17年前の5月の終わりごろの話。

その病院で拾った命、お世話になったので恩返しに、
何かできないかと始めたボランティア。

病院は広く、出入り口も多く、入って来た場所すら解らなくなってしまうほどだ。
コメント (12)
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