(ケープタウンとテーブルマウンテン)
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(ケープタウンと背景のテーブルマウンテン)
南アフリカのケープタウンは近代化された町である。
東京にもニューヨークにもロンドンにも、
比較できない洗練された街に見える。
施設が完備しており、トイレもショッピングも、
ホテルもレストランも近代的に整備されている。
そして街の背後にあるテーブルマウンテンがとても美しい。
そして逆にテーブルマウンテンから見たケープタウンも美しい。
海岸からテーブルマウンテンに広がる街は、
清潔で明るい太陽の下に輝いて見える。
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(テーブルマウンテンから見たケープタウン)
そのテーブルマウンテンにはケーブルカーで登ることが出来る。
何人乗りか知らないが、相当の人数が乗れることは間違いない。
そのケーブルカーのゴンドラがテーブルマウンテンの降車駅に着くまでに、
360度1回転して、ケープタウンを、
ライオンが座り込んだ形を作っている山を、
地面に生える赤い花の群生を、
一望できる仕組みになっている。
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(ライオンが座り込んでいるように思える山)
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(ゴンドラは降車駅までに360℃回転する)
ケーブルカーを下りた山は、
その名の通りテーブルのように平らで、
海から吹き上げる風が強く、吹き飛ばされそうになる。
高所恐怖症のボクには、
テーブルの端にあたる場所には恐ろしくて近づけない。
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(山から街を見下す)
テーブルの上、つまり山の頂には、
いろいろな花が咲き乱れていたそうであるが、
高い崖から下界を見るのは、
足元が振るえる高所恐怖症のボクには、
見下ろすことにだけ集中していて、
周りの花には何も気づかなかった。
テーブルの上を渡る冷たい風が、
海から吹き上げる湿って暖かい空気を冷やして雲を作るが、
その雲が山の上から流れ落ちていく様を、
テーブルクロスと名づけているのも頷ける。
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(テーブルマウンテンから吹き降ろす雲はテーブルクロスに見える)
その純白なテーブルクロスと言われる雲の眺めを間近で見るのもまた美しい。
そのテーブルクロスの雲の様子をビデオに撮っていたら、
ボク一人ゴンドラに乗り遅れて
ツアー客の皆さんに迷惑をかけてしまった。
(アフリカ旅行はつづく)