楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
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     ・おくのほそ道を歩く

Y字路

2023年06月10日 04時31分36秒 | 日記
外国人に道を聞かれた。

「○○駅に行きたいが、バス停はどこですか?」

訊かれた場所が、
ちょうど、○○駅行の二つのバス乗り場の中ほどであった。

「この道を行って、最初の信号を右に曲がって、
すぐのY字路を左へ・・?!」

ここで「Y字路」の意味が解らないようであった。
「ふたまた道路」なら解るだろうか?、
「道路がふたつに別れるから」なら解るだろうか?、

考えた挙句、
中指と人差し指を立てて、「Yと言う字の路」になるからと、
説明したら分かったようであった。

手の甲の部分を指さして、
「ここの信号から、右へ行くとすぐYの字の道になるので、
左の方へ行ってすぐバス停が見つかるから・・・」

中指の方をさして、バス停はここだよ、と教えたが、
まともに目標駅に到着したであろうか・・・

そのバス停からは○○駅行のバスしか来ない、
バスを間違うこともなかろうと、
立ち去った。

外国で、訊く人も勇気が必要だったろうが、
訊かれる人もずいぶん気を揉んだ会話であった。

その昔、片言の日本語で道を聞かれたことがあった、
その人が地図を持っていたので、
地図を指さしながら、今ここにいます、と。

「Here we are」と言ったら、

訊いてきた外国人が、
英語で「この日本人英語が解るのだ。」と呟いた。
ボクが聞き咎めて、
(日本人はこれくらいの英語は誰でも話せます。)
と言い返そうとしたが、
その英語が口に出てこなかった。

諦めて
「Go ahead straight about 20 minutes、you can find the gate.」
(この道をまっすぐ行って約20分ほどで行けます)と言ったら、

「Thank you!」
と返事が来て別れたが、

相手にボクのやや怒りの顔が感じられたかもしれない。

(日本人は中学・高校と6年も英語を勉強してるから、
これくらい当たり前、誰でも話せます。)

そう言ってやりたかった。

コメント (6)
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