写真を見ると、今にも飛び掛かってきそうに見えますが、
実はカラッカラに干からびた蛙なんです。
ボクが散歩する途中にある、
集合住宅の駐輪場のコンクリートの上に居ました。
雨の日で、持って居た傘で、突いたのですがビクともしないどころか、
カラカラと音を立てて、先へ移動したのです。
ボクも驚きましたが、何カエルか知りませんが、
蟇蛙?でしょうか・・・
どうしてここに居るのか見当もつきません。
猫がくわえてきたのか?
カラスがくわえてきたのか?
思いだしたのが、芭蕉の一句。
・這い出でよ かいやが下の ひきの声
尾花沢で詠んだ句で、
かいやと言うのは、蚕屋のことで、
その床下で蟇蛙の声が聞こえ、
寂しさを紛らすために、ここへ出て来て、
私の相手をしておくれという意味のようだ。
散歩の帰りに同じところを通ったが、
干からびた蛙は居なかった。
カラスか猫か咥えて行ったのだろうか・・・
あるいは最初に見つけた時、
周りにそんな類の動物が狙って居たのだろうか・・・
ボクが写真を撮ったり、
傘の先で突いたりするところを、
ジッと窺って居たのだろうか・・・
自然界ではそれなりの天敵がいて、弱肉強食が続きますね。
でも、カエルは他の動物や野鳥たちに狙われる境遇にあるようです。
可愛そうですが、自然界では自分の命は自分で守ってください。
>見るのも嫌になるくらい、沢山なっていますね。
今年は10個だけです。
数年前には15~16個生りましたが、大きさは今年が一番揃っています。