「強力な台風10号が日曜日(9/6)、
暴風と強雨をともなって日本南部に接近し、
九州では数百万人が避難した。」
これは英字新聞の記事です。
「台風10号が日本南部に接近」
これは英文記事の見出しの日本語訳ですが、
表題の英語の原文は、
「Typhoon Haishen Approaches Southern
Japan」
台風ハイシェン=Typhoon Haishen
接近(近づく)=Approaches
日本南部= Southern Japan
台風10号なんてどこにも書いていないが、
Typhoon Haishen=台風ハイシェン、
と書いている。
英語圏では「台風ハイシェン」で
日本では「台風10号」である。
世界では「ハイシェン」と呼んでいるのは
何故だろうと疑問が湧いて調べた。
そうしたら南シナ海に発生する台風については、
気象庁によると、
「南シナ海の領域で発生する台風には、
同領域に共通のアジア名として、
同領域内で用いられている固有の名前
(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。」
としている。
加盟国は14か国あり、それぞれ提案された名前が、
全部で140あり、平成12年(2000)から、
それを順番に名付けていることが解りました。
今年発生した台風は以後発生順は72番目で、
「ハイシェン(Haishen/」。
これは中国名で「海神」だそうです。
日本から提案された名前は星座名が10個出ています。
次に発生する台風は73番目で、北朝鮮が提案した名前で、
「Noul/ノウル(夕焼け)」になります。