ナツツバキは6~7月に咲く、別名ヒメシャラとも言う。
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」
の有名なくだりを思い出される方もあろう。
平家物語の冒頭に出てくる。
その沙羅双樹のシャラである。
先日、散歩していたら咲いていた。
(ナツツバキ)

(ナツツバキの花2)

(夏椿3)

花は、ボクの記憶では、梅雨の終わった
日照りの暑いころに咲くものと思っていたが、
もはや、今がその気候に木は感じているのだろう。
ボクが見つけるより、もっと早く咲いていたのか、
地面には無数の花が落ちていた。
(沙羅双樹の花の色)

「バックチャーム」?
何だろうと思われた方、
ボクが勝手に作った言葉。
後ろ姿のバックと鞄のバッグを掛けて、
可愛い~鞄の魅力と手をつないだ可愛らしい子供の魅力を掛けて、
チャームとした造語です。

可愛いカバンと子供をご覧ください。
外国人に道を聞かれた。
「○○駅に行きたいが、バス停はどこですか?」
訊かれた場所が、
ちょうど、○○駅行の二つのバス乗り場の中ほどであった。
「この道を行って、最初の信号を右に曲がって、
すぐのY字路を左へ・・?!」
ここで「Y字路」の意味が解らないようであった。
「ふたまた道路」なら解るだろうか?、
「道路がふたつに別れるから」なら解るだろうか?、
考えた挙句、
中指と人差し指を立てて、「Yと言う字の路」になるからと、
説明したら分かったようであった。
手の甲の部分を指さして、
「ここの信号から、右へ行くとすぐYの字の道になるので、
左の方へ行ってすぐバス停が見つかるから・・・」
中指の方をさして、バス停はここだよ、と教えたが、
まともに目標駅に到着したであろうか・・・
そのバス停からは○○駅行のバスしか来ない、
バスを間違うこともなかろうと、
立ち去った。
外国で、訊く人も勇気が必要だったろうが、
訊かれる人もずいぶん気を揉んだ会話であった。
その昔、片言の日本語で道を聞かれたことがあった、
その人が地図を持っていたので、
地図を指さしながら、今ここにいます、と。
「Here we are」と言ったら、
訊いてきた外国人が、
英語で「この日本人英語が解るのだ。」と呟いた。
ボクが聞き咎めて、
(日本人はこれくらいの英語は誰でも話せます。)
と言い返そうとしたが、
その英語が口に出てこなかった。
諦めて
「Go ahead straight about 20 minutes、you can find the gate.」
(この道をまっすぐ行って約20分ほどで行けます)と言ったら、
「Thank you!」
と返事が来て別れたが、
相手にボクのやや怒りの顔が感じられたかもしれない。
(日本人は中学・高校と6年も英語を勉強してるから、
これくらい当たり前、誰でも話せます。)
そう言ってやりたかった。
ブラシの木が花をつけていた。
最初、なぜ、ブラシの木と言うのだろうと、
不思議に思った。
花が咲いて、なるほど、
花がブラシの形をしているのを見て、
合点がいった。
枝の周りに花がついている。
花がブラシのようだ。
(ブラシの花)
