そうなんだ。

外国語で知ったこと。

Take five   英語

2013-05-27 13:00:00 | 語学
TBS金曜ドラマ『TAKE FIVE』の主題曲になっている
ジャズ曲「Take Five」との出会いは、かなり昔です。

高校1年生の時に、早稲田学院高校の文化祭に行きました。
教室で演奏されていたのが、この「Take Five」。
ピアノの伴奏に、メロディー部分はフルートでカバー。 初めて聴く
ジャズ曲に大人の世界へ踏み込んだ様で、ボーっとしました。
大人の世界と言っても、演奏しているのは同世代の男子高校生
だったんですけど。

フルート君が、4分の5拍子曲で独特のリズムだということ
などを説明をしてくれました。 そして、私好みのイケメン。
この曲とフルート君、両方に夢中になり、お付き合いが始まりました。

「Take five」・・・ちょっと休憩しよう

「Take a break for five minutes.」(テイカ ブレイク フォー ファイブミニッツ)
“5分間休憩を取る” を略して使う言葉で、
そこに5拍子という意味をかけたのが、この曲名です。

初めてフルート君の家に遊びに行くことになった時は、父が大乗り気。
当日、デパートでワンピースを買ってもらい、そのまま試着室で着替え、
これまた、父が代金を払ったお土産用のケーキを持って向いました。

早稲田学院の彼氏 → 将来エリート → 娘は玉の輿

の構図が、父の頭の中に出来上がっていたんだと思います。
その上、近所の八百屋で “うちの娘の彼氏は早稲田学院だ”
と自慢したそうで、八百屋の同級の娘が私に笑って伝えてくれました。
「ふーちゃんのお父さんが、うちの母に話したんだよ」

そんな父の下心も知らずに、彼は招いてくれた自宅でも、独奏用
ピアノアレンジによる「Take Five」を弾いてくれました。

昔すぎて記憶が定かではないのですが、ほどなく二人の関係は自然消滅。
人生を24時間に置き換えれば、まさにテイクファイブ。
お付き合い期間は、一息ついた程度の長さになるのかしら。

音楽にまつわる記憶って、不思議です。
ドラマの主題曲が、何十年か振りに、忘れていた出来事を
思い出させてくれています。


コメント (4)
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