そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ひなまつり   英語

2014-03-03 13:00:00 | 御朱印
先週の金曜日(2月28日)は、とても温かでした。

そうだ。 御朱印をもらいに行こう・・・。

洗濯物を干しながら思い立ち、後楽園駅がもよりの
“小石川 傳通院(でんつういん)” を選びました。

この 『傳通院』 呼び名の由来は、この寺に埋葬されている
徳川家康公の生母 “於大の方” の法名 “傳通院” の号に
よるものです。
御朱印を頂く際に100円で買ったパンフレットに “千姫” の名の
お墓を見つけました。 
二代将軍 “徳川秀忠” と “お江” の最初の娘。 7歳で大阪城の 
“豊臣秀頼”(11歳)に嫁がされた姫です。
政略結婚とはいえ、夫婦共に幼すぎます。 
大阪城落城時、19歳になっていた千姫は義母“淀の方” と夫“秀頼”
の助命嘆願を担い脱出しますが、二人を助けることができませんでした。

19歳・・・。 ショックだったでしょうねぇ。

唯一、秀頼の側室が産んだ女の子 “奈阿姫”(7歳)を自分の
養女にして江戸へ一緒に連れて帰り、その命を救います。
しかし、家康は秀頼の娘がこの先子供を産んで、豊臣の血をこの世に
残すことがないよう、奈阿姫を鎌倉東慶寺に入れて尼にしてしまいます。
彼女が後に東慶寺の二十世天秀尼となります。

縁切り寺・・・で有名なお寺です。

鎌倉東慶寺が、江戸時代に女性を救う駆込寺でありえたのも
奈阿姫の保護者であった徳川家の千姫の力に拠るところが大きかった
と言われています。

どんな一生だったのか出来るものなら直接話を伺いたい女性、千姫の
お墓に手を合わせました。

傳通院の無料休憩所にて購入した 『徳川千姫読本』2000円 
によると、再び千姫は嫁ぎ、子をなし、夫と死別し江戸に戻ります。
70歳で天寿をまっとうするまで、徳川宗家の年長者として
3代将軍家光・4代将軍家綱に慕われ、大切にされたようです。

近頃は、男性が歩んだ一生よりも同性である女性の生き方に興味があります。

ところで3月3日。 今日は “おひなまつり” です。
“ひなまつり” は日本独特の風習ですが、英語でなんと紹介されているのか
和英辞典を引きました。

おひなまつり・・・「the Girl’s Festival」(ザ ガールズ フェスティヴァル)

オゥ!  ガールズ フェスティヴァル?
にぎやかで楽しそうです!

女の子万歳! (自分も含む)


4行目の傳通院をクリックで 御朱印と千姫のお墓をご覧頂けます。


コメント (6)
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