そうなんだ。

外国語で知ったこと。

顎   英語

2014-03-26 13:00:00 | 語学
勤めているクリーニング店の前の道を工事の人達が
掘り返していました。
そして、元通りに埋めて平らにしていました。

特に陥没していたわけでも、亀裂が入っていたわけでも
ありません。 
この時期見かける光景のひとつだと思われます。

消費税が上がる前に冬物をクリーニングに出す人で
店は混雑し、間違わぬよう気を張っているのに
ガガガガ・・・ガガガガ・・・

うるさ~い!!!

年度末の工事は、予算を使い切るための工事だと誰もが
思っています。 

「まぁ、この辺りでも掘っておくべ~」

「べ~」を含めて想像ですが、かなり当たっている気がします。
予算が足りなくて消費税を上げるのに、これには
開いた口がふさがりません。

日本では、驚いた時・呆れた時に “口をぽかんとあける・
開いた口がふさがらない” など“口” 自体に目を向けます。

英語にも似た表現があるのですが、こちらは
顎がガコ~ンと下がる様子を表現しています。

「jaw-dropping」(ジョウ ドロッピング)
   ・・・驚いて開いた口がふさがらないほどの

「jaw」は、映画『jaws(ジョーズ)』でも有名に
なった単語 “顎” です。 (ドロップ)は “落ちる”。

「口が開いたまま」 と 「顎が落ちる」 の見た目は同じ。

念の為この「jaw-dropping」を使っている例文を
載せておきます。 (朝日ウィークリーより)

The jaw-dropping mountain scenery in Nepal~
・・・ネパールの驚くような山岳風景

顎がガコ~ンと下がるほど素晴らしい景色なんですね?
日本風に言えば、
「うわ~」と言ったまま、口を閉じるのを忘れてしまうほど
素晴らしい景色なんですね?

日常のジェスチャーと同じく、言葉の表現も大袈裟かな。
 









コメント (2)
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