“やっと” と言うべきか “思いのほか早く” と言うべきか。
話題になった 又吉直樹著 『火花』 を読みました。
“やっと” と言うのは、
本好きな私としては早く読みたかったのですが
初めて読む作家なので、冒険せずに(買わずに)
図書館にリクエストして順番をずっと待っていました。
“思いのほか早く” と言うのは
昨年8月の時点で178番目のリクエスト待ちだったのが
年が明けて140番目に進んでいたものの
2016年内に借りるのは無理かもしれないと諦めていたからです。
ラッキーなことに、パート仲間から借りることが出来ました。
面白く読めました。
主人公のお笑い芸人・徳永が一人称で語っていく小説です。
作者である又吉さんもお笑い芸人なので、“私” で語る文章を
読み始めは小説ではなくエッセイもしくは自伝と錯覚しました。
お笑い芸人である主人公の語り口はウキウキとした明るいものではなく
むしろ淡々として、内向きです。
しかし
漫才の描写や登場人物の突飛な行動は、目に浮かんで可笑しかったですし
関東人の私としては、関西弁のやりとりにも笑ってしまいました。
読み終わった後に、
“芸人の世界にはこういうこともあるのかもしれない”
と思わせられました。
本が面白かったときに感じる私の感想です。
小説の中で、主人公・徳永が属するお笑いコンビ名が “スパークス” です。
「sparks」(スパークス)・・・火花
「spark」単数形には、“活気・ひらめき” の意味もありますが
“火花” の意味で使う時は、(スパークス)複数形になります。
話題になった 又吉直樹著 『火花』 を読みました。
“やっと” と言うのは、
本好きな私としては早く読みたかったのですが
初めて読む作家なので、冒険せずに(買わずに)
図書館にリクエストして順番をずっと待っていました。
“思いのほか早く” と言うのは
昨年8月の時点で178番目のリクエスト待ちだったのが
年が明けて140番目に進んでいたものの
2016年内に借りるのは無理かもしれないと諦めていたからです。
ラッキーなことに、パート仲間から借りることが出来ました。
面白く読めました。
主人公のお笑い芸人・徳永が一人称で語っていく小説です。
作者である又吉さんもお笑い芸人なので、“私” で語る文章を
読み始めは小説ではなくエッセイもしくは自伝と錯覚しました。
お笑い芸人である主人公の語り口はウキウキとした明るいものではなく
むしろ淡々として、内向きです。
しかし
漫才の描写や登場人物の突飛な行動は、目に浮かんで可笑しかったですし
関東人の私としては、関西弁のやりとりにも笑ってしまいました。
読み終わった後に、
“芸人の世界にはこういうこともあるのかもしれない”
と思わせられました。
本が面白かったときに感じる私の感想です。
小説の中で、主人公・徳永が属するお笑いコンビ名が “スパークス” です。
「sparks」(スパークス)・・・火花
「spark」単数形には、“活気・ひらめき” の意味もありますが
“火花” の意味で使う時は、(スパークス)複数形になります。