そうなんだ。

外国語で知ったこと。

亡くなる  英語

2017-12-02 21:17:16 | 語学
天皇陛下の生前退位日が2019年4月30日と決定しました。
日本の皇室においては、200年ぶりのことだと言われています。

「平成も残り1年と5カ月」
カウントダウンが始まりました。

なぜでしょう?
新しい時代の幕開けとなる期待よりも、幕切れとなる寂しさの方が強いのです。

もしかすると
私は昭和時代の人間だと自負していましたが、改めて数えてみると
平成になってからの方が、長く生きていました。 
それゆえの愛着感でしょうか。

いや、それが原因ではないでしょう。

昭和から平成に替わった時には感じなかった ‟置いてけぼり感” があるのです。
元号に関係なく時代は進歩していますが、元号が変わることで、より明確になるからでしょうか。
多種多様な進歩から少しずつ遅れをとっていると、自覚があるのかもしれません。

さて
私はリスニングの勉強を兼ねて、NHK7時のニュースを副音声の英語で聴いています。
昨夜からこのニュースが取り上げられています。
その中で「昭和天皇が亡くなって」という箇所の英訳で (パスタウェイ) という単語が聞き取れました。

この表現を最近、英会話教室で覚えたところだったのです。

日本語で「死ぬ」にあたるのが 「die」(ダイ)。
「亡くなる」にあたるのが

「pass away」(パス アウェイ)・・・亡くなる・息を引き取る

「死ぬ」に対する婉曲な表現です。

米国人教師が、祖母が亡くなってショックを受けたという話をしたときに

米 「My grandomother passed away last week.」・・・先週、祖母が亡くなりました。

話をニュースに戻します。
普段のニュース英語では、婉曲的な表現をせずに「die」や「be killed」が使われるので
この時の 「pass away」 の単語が印象に残りました。

年が明けると、平成30年。
平成もそんなに経ったのですね。

「新しい時代まで、1年と5カ月」
カウントダウンが始まりました。

ちょっと、待って~。


コメント (2)
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