趣味読書。
一か月平均7冊は本を読みます。
古本屋で橘玲(たちばな あきら)著「タックスヘイブン」を買ったのは、
表紙の絵が ”マリナベイサンズホテル” だったからです。
シンガポールで泊まりました。
「タックスヘイブン」のタイトルのバックが、”マリナベイサンズホテル”。
橘玲(たちばな あきら)氏の小説は初めて読みました。
シンガポールを舞台とした、国際金融情報小説で、期待以上に面白かったのです。
そこで、同じ著者の本を読みたくなり、書店で探したところ
小説ではなく、新書コーナーで彼の著書を見つけました。
「裏道を行け ディストピア世界をHACK(ハック)する」
タイトルからは、さっぱり内容がイメージできなかったのですが
試しに買って読みました。
内容はこんな感じ。
著者は「攻略」と「搾取」に「ハック」とフリガナを振っています。
世の中には、とても頭の良い人がいます。
恋愛・金融、果ては依存症に至るまで、分析してコントロールする方法を探り出すことに成功する人がいます。
攻略(ハック)する人。
一般人はその人たちの作り上げたシステムに、搾取(ハック)される。
自由な世の中になったことで、生きづらい社会になったと感じる人が
攻略されやすいのです。
なるほどね~。
と、思いながら読みました。
タイトルにある、ディストピアの意味はお分かりでしょうか?
ディストピアの反対語はご存知のはず。
「utopia」(ユートピア)・・・理想郷・理想社会
「dystopia」(ディストピア)・・・暗黒郷・暗黒社会
ユートピアの反対語だったんですねぇ。
「ディストピア世界をHACKする」・・・暗黒世界を攻略する
なるほどね~。
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