英国のエリザベス女王が亡くなられました。
女王陛下がいかに英国に貢献したかを振り返り、逸話も多く報じられています。
女王陛下は随分とユーモアセンスをお持ちだったようです。
インスタで配信されていた中で、特に印象的だった逸話を紹介します。
女王と親しかった紳士が語っていました。
バルモアでのことです。
通常であれば、女王の散歩には警官が付きそうのですが
その日は、女王と紳士の二人で歩いたとのこと。
滅多に人と行き交わすこのない道で、二人連れのアメリカ人旅行者と出くわしました。
アメリカ人は「こんにちわ」と、フレンドリーに話しかけてきて、女王も気軽に受け答えしたそうです。
ア 「どこに住んでいるんですか?」
女 「ロンドンよ。こちらには別荘があるの」
ア 「よく来るんですか?」
女 「小さい頃から。80年くらい来ているわ」
ア 「80年も来てるなら、女王に会ったことがあるんじゃない?」
女 「・・・・・・、私は会ったことないけど、彼はちょくちょく会うそうよ」
するとアメリカ人男性は、その紳士の肩に手を回し、女王にカメラを渡して写真を撮ってくれと、頼んだそうです。
旅行中に女王の友人に会えたと喜んだのでしょう。
紳士は彼らと女王との写真も撮ってあげたそうです。
そのアメリカ人旅行者が、彼女が女王本人だった。と後で知った時は、驚いたでしょうね~。
写真を削除していなければ、いいですけど。
「陛下」の英単語は、「Majesty」(マジェスティー)です。
「Majesty」(マジェスティー)・・・陛下
男性であれば、「His Majesty」(ヒズ マジェスティー)
女性であれば、「Her Majesty」(ハー マジェスティー)
紳士もインタビューの中で、「Her Majesty」を使っていました。
陛下への呼びかけは、
「Your Majesty」(ユァ マジェスティー)
日本の天皇陛下も、海外の賓客から
「Your Majesty」(ユァ マジェスティー) と呼びかけられます。
長い間、本当にお疲れさまでした。
Rest in peace.
#エリザベス女王