私の母の客人へのもてなし方は、ひたすら食べさせ飲ますことです。
母の家に遊びに行くと、食事時ではなくとも
フルーツから菓子類、さらに自分の夕飯にとってあるおかずまで出してきて、薦めます。
もちろん飲み物もどんどんつぎ足すし、別の飲み物も薦めてきます。
たまにしか訪れない弟は “竜宮城の接待” と呼び
体型を気にする娘は、ひたすら食べさせられる様を例えて “フォアグラになった気分” と溜息をつきます。
私は 「いらないって言ってるでしょ!」 と時々怒ってしまいます。
さて、場面は変わります。
月曜日にみち子さんとゴンと私で、築地にある 『すしざんまい 奥の院』 でランチをしました。
あらかじめネットでランチメニューを見て、2000円の握り寿司にしようと楽しみにしていました。
当日、みち子さんが
み 「今日は私におごらせて」
私もゴンも 「自分で払うよ」 と固辞しましたが、最終的には 「それでは 」と御馳走になりました。
それからが大変。
2000円の握り寿司を食べるという私たちに、3000円の握り鮨を何度も薦めてきます。
私は量的にも、ネタ的にも2000円の鮨が食べたかったのです。
それに3000円の鮨に入っている貝が苦手だったこともあります。
「3000円のにしなよ」 「2000円のにするよ」。 しばしのやり取りの後で
ようやく、私とゴンは2000円の握りを食べることが許されました。
寿司店のあとは、デザートです。
この日は全部みち子さんが出すと言い張るのです。
私が みかん入りの杏仁豆腐を選ぶと
み 「もっと豪華なのにしなよ。 これはどう?」
と値段が高くて、ごてごてとクリームがてんこ盛りになったのを薦めてきます。
とうとう、私は強い口調で言ってしまいました。
私 「私はもともと遠慮なんかしないから。 食べたいものを選んでるよ」
「遠慮」・・・ひかえること。
英語では、「遠慮しないで」には、様々な言い方があります。
その中で、よく使われるのが
「Don't be shy. Eat anything you like.」・・・遠慮しないで、好きなものをなんでも食べて
シャイと言う表現は、私を表すのに最も遠い表現です。
話を戻します。
私が御馳走してもらうにもかかわらず、怒った口調で言ったので
みち子さんは驚き、そして気づいたようにいいました。
み 「そうなんだ。 私は自分が遠慮するから人にすごく薦めちゃうのかもしれない」
私 「そうなんだ。 私は自分が遠慮しないから、あまり人に薦めないんだ」
ここで、私は母の過剰な「飲め・食え」に思い当たりました。
母は常に他人に遠慮するタイプなのです。
そういうことだったんですね。
次からは、怒ったりせずに 「全然遠慮してないよ。 本当にいらないんだよ」 と
優しく伝えようと思いました。
母にもみち子さんにも。 また、必要以上に薦めてくるタイプの人たちに。
お寿司の写真を載せます。
手前が2000円の握り、奥のみち子さんが注文した3000円の握りは大きなアナゴと大きなお椀付き。
遠慮がちなみち子さんは、この大きなアナゴを三等分にして私たちに「食べろ食べろ」言いました。
結果、私たちの方が豪華になったような気がします。
どちらもセルフのコーヒーが食後に頂けました。
みち子さん、ご馳走様。
怒ってごめんね。
母の家に遊びに行くと、食事時ではなくとも
フルーツから菓子類、さらに自分の夕飯にとってあるおかずまで出してきて、薦めます。
もちろん飲み物もどんどんつぎ足すし、別の飲み物も薦めてきます。
たまにしか訪れない弟は “竜宮城の接待” と呼び
体型を気にする娘は、ひたすら食べさせられる様を例えて “フォアグラになった気分” と溜息をつきます。
私は 「いらないって言ってるでしょ!」 と時々怒ってしまいます。
さて、場面は変わります。
月曜日にみち子さんとゴンと私で、築地にある 『すしざんまい 奥の院』 でランチをしました。
あらかじめネットでランチメニューを見て、2000円の握り寿司にしようと楽しみにしていました。
当日、みち子さんが
み 「今日は私におごらせて」
私もゴンも 「自分で払うよ」 と固辞しましたが、最終的には 「それでは 」と御馳走になりました。
それからが大変。
2000円の握り寿司を食べるという私たちに、3000円の握り鮨を何度も薦めてきます。
私は量的にも、ネタ的にも2000円の鮨が食べたかったのです。
それに3000円の鮨に入っている貝が苦手だったこともあります。
「3000円のにしなよ」 「2000円のにするよ」。 しばしのやり取りの後で
ようやく、私とゴンは2000円の握りを食べることが許されました。
寿司店のあとは、デザートです。
この日は全部みち子さんが出すと言い張るのです。
私が みかん入りの杏仁豆腐を選ぶと
み 「もっと豪華なのにしなよ。 これはどう?」
と値段が高くて、ごてごてとクリームがてんこ盛りになったのを薦めてきます。
とうとう、私は強い口調で言ってしまいました。
私 「私はもともと遠慮なんかしないから。 食べたいものを選んでるよ」
「遠慮」・・・ひかえること。
英語では、「遠慮しないで」には、様々な言い方があります。
その中で、よく使われるのが
「Don't be shy. Eat anything you like.」・・・遠慮しないで、好きなものをなんでも食べて
シャイと言う表現は、私を表すのに最も遠い表現です。
話を戻します。
私が御馳走してもらうにもかかわらず、怒った口調で言ったので
みち子さんは驚き、そして気づいたようにいいました。
み 「そうなんだ。 私は自分が遠慮するから人にすごく薦めちゃうのかもしれない」
私 「そうなんだ。 私は自分が遠慮しないから、あまり人に薦めないんだ」
ここで、私は母の過剰な「飲め・食え」に思い当たりました。
母は常に他人に遠慮するタイプなのです。
そういうことだったんですね。
次からは、怒ったりせずに 「全然遠慮してないよ。 本当にいらないんだよ」 と
優しく伝えようと思いました。
母にもみち子さんにも。 また、必要以上に薦めてくるタイプの人たちに。
お寿司の写真を載せます。
手前が2000円の握り、奥のみち子さんが注文した3000円の握りは大きなアナゴと大きなお椀付き。
遠慮がちなみち子さんは、この大きなアナゴを三等分にして私たちに「食べろ食べろ」言いました。
結果、私たちの方が豪華になったような気がします。
どちらもセルフのコーヒーが食後に頂けました。
みち子さん、ご馳走様。
怒ってごめんね。
御馳走になったお寿司はとても美味しかったで~す。
いろいろと発見だったね。
ムキにならずに、ゴンのように、聞こえているのかいないのかわからん態度を取れば良いということも学びました。
やはりうちの 母もダンナのお母さんも すごく食べてとすすめるタチで 常に答えてフォアグラになってます😂食えっしゃ攻撃と呼んでるよ🐽環境かね~ キモチが先走り、かたじけない😅✋遠慮しないふーちゃん🎵肝に命じました😁👍
みち子が違うスイーツを薦めていても、無言で “杏仁みかん” をカゴに入れていたっけ。
ゴチしてくれる時は、食べ終わった後に発表してね
私はみちことふーちゃんがやり取りしている間に
ちゃっかり自分の食べたい物を選んでました~
みちこさん、感謝!
今度はゴチするね!