ここ数日、とても寒いです。
クリーニング店の受け付けパート仕事中、「寒いですね」から始まった女性客との会話です。
客 「飼ってる亀がつい先日は甲羅干しをしていたのに、寒さがぶり返して姿を見せない」
私 「カメを飼ってるんですね」
彼女の息子が幼少の頃、縁日の亀すくいでゲットした3匹だそうです。
あれから時は流れて30年。
カメの体長はすでに30cmを超えているそうです。
都内の亀戸天神に行った時、池で甲羅を干していた亀の多さに
「うぇ、気持ち悪っ」
と、感じたことがあります。
ここの池に放す人が多くて増えてしまったそうです。
飼いきれなくなった外来種の亀を池や川に放すといった行為が生態系を崩し
問題視される事態になったのは、耳にしていました。
縁日で扱われていたミドリガメも外来種です。
外来種を英語でいうと
「alien species」(アイリアン スピーシーズ)・・・外来種
「alien」(エイリアン)・・・外国の・異星人
「species」(スピーシーズ)・・・種(しゅ)
エイリアンとは、おどろおどろしいです。
飼い始めは3cmくらいでも、大きくなったら水槽で飼うのも大変だし
こっそり手放したくなる気持ちも分かります。
政府は
2023年の6月から外来種の亀の売買と池や川に放すことを禁止しました。
違反すれば、罰金です。
そういえば、
最近の縁日はスーパーボールすくいが主流で、亀は見かけません。
何十年か後の令和世代の子らに
「カメすくい? なにそれ」
と言われるようになるのでしょう。
家族が陸ガメを飼っていたけれど、葉っぱを食べるしぐさが可愛かったです。
昔、縁日でカラーひよこ売ってなかった?
縁日のひよこは、色付きだった
今にして思えば、
縁日で生き物を売るって、なんだか可哀想