そうなんだ。

外国語で知ったこと。

洗剤  4カ国語

2016-02-10 16:58:39 | クリーニング店
私の働くクリーニング店にはお客さんだけでなく、時々道を尋ねる人も来店します。

先日は、推定70代男性が入ってきて

男 「おねえさん、おねえさん。 道教えて」

大声で元気よく尋ねました。
彼はあまり綺麗な格好をしているとはいえません。
手にはコピーされた地図を持っていました。
配達か集金か・・・。 そんな様子です。

個人宅を探していたので、住所から場所を探し出して
地図上に赤鉛筆でここからの道筋をつけてあげました。

男 「おねえさん、ありがとね。 ありがとね」

おねえさんを連呼されて、私は少々苦笑いで

私 「どういたしまして。 気を付けて」

私の受付業務がもうすぐ交替という頃、再び彼が来ました。

男 「おねえさん、さっきはありがと。 これ使って」

クリーニング店のカウンターに洗濯用の粉洗剤の箱を3箱積み上げました。

私 「そんな気を使っていただかなくて、結構です」

にこやかに言いましたが、実は遠慮をしているのではなく
実際、要らなかったのです。
私は冬場の粉石鹸はよく溶けないので、リキッドタイプを使っています。
もちろんクリーニング店では市販の洗剤は使いません。

男 「いいからいいから、おねえさんにお礼だよ」

ご機嫌で帰っていかれました。

洗剤・・・。そういえば、英語で何というのでしょう。

「detergent」(デタージェント)・・・洗剤

初めて聞きました。 
もっと日本に溶け込んでいる洗剤の外国語があるかどうか
六カ国語辞書を引いてみると
英語・仏語・イタリア語・スペイン語がほぼ同じスペルでした。
それなら覚えておくと、なにかの時に役立つかもしれません。

フランス語 「detergent」(デテルジャン)
イタリア語 「detergente」(デテルジェンテ)
スペイン語 「detergente」(デテルヘンテ)

道を教えてあげたくらいで、お礼の品を渡すなんて
彼はきっとすごくいい人だったんです。

ただ、クリーニング屋さんに洗剤は・・・。

でも、安心して下さい。
自宅で粉の洗剤を使っている別のスタッフに譲りました。



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自分の時間   英語

2016-02-05 11:08:52 | 語学
日曜日、友人のメグちゃんとランチをしました。

かなり昔、大学新卒採用で入社した旅行会社の同期です。
その3年後には私が別の旅行会社に移り、それきり会っていませんでしたが
共通の友人のツテで四半世紀ぶりの再会となりました。

現在もフルタイムで働いていて、オフィスも六本木というだけあり
若々しく、雰囲気・装(よそお)いも洒落ていました。
地元のクリーニング店受付パートの私から見ると
とても羨ましいライフスタイルだと思うのですが
彼女はとても疲れているというのです。

驚いたことに
夫と同じようにフルタイムで働いているにも関わらず
家事全てをこなしていました。
夜8時過ぎに帰宅してから、夕食の支度・洗濯・掃除。
ベッドに入る時間が2時を過ぎることもあるそうです。

私 「想像しただけで、疲れてきた」
メ 「やっぱり、そうかな」

どうやら、彼女の内面は古き日本人妻タイプのようで
その状況にも関わらず、夫に談判していないようです。 

Yシャツのアイロン掛けが間に合わなかった話になった時

私 「そんなのクリーニングに出しなよ。うちなら147円よ」

代金の問題ではなく、行く時間がないとのこと。
ちょっと待って! 
夫のシャツは夫に持って行かせて!

私が勤めるクリーニング店では、土曜日には殿方がこぞって
Yシャツを5枚持ってきます。 
同時に、その前の週に出した5枚を受け取ります。
10枚は持っていて、それをローテーションさせているようです。
なかには、20枚持っていて、2週間おきの殿方もいます。

どうやらメグちゃんは、まとめて休日に出すという方法を思いつかなかったようです。

その翌日、メグちゃんからメールを受け取りました。
“ワイシャツは夫がクリーニングに出すことになりました(^v^)”

少しづつ、二人で家事をシャアするようになることを祈ります。

本日の “そうなんだ 外国語” は “自分の時間” です。
英会話教室のイケメン米国人教師が教えてくれました。

「me time」(ミー タイム)・・・自分の時間

私 『マイ タイム と言わないんですか?』

口語では、(ミータイム) だと説明しながら
ホワイトボードに書きました。

「me time」 = time for myself

「I have a lot of me time.」・・・私は自分の時間がたくさんある

コメント (2)
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銃   英語

2016-02-02 17:22:04 | 英会話教室
私が通う英会話教室で授業中に行う “先週の出来事スピーチ”。
米国人イケメン教師の話の中で 「そうなんだ」 と
思ったことを今回は紹介します。
以下の「 」内はそのままの原語で、『 』内は和訳です。

彼はさいたま市の賃貸アパートに住んでいます。
洒落た広いリビングの写真は見せてもらったことがあります。

ところが、キッチンに“ネズミ”が出るようだとわかったそうです。 
足音は以前にも聞いたことがあったとのこと。
先週は、じゃがいもにかじられた跡や、プラスチックの米櫃にも
かじられたような跡を発見しました。

日本人の彼女と相談して “ネズミ捕り” を仕掛けた結果
灰色のネズミを捕獲しました。
スマホで写したそのネズミは、大きいけれど案外可愛い顔をしていました。

ネズミ捕りごと大家さんに持っていくと、大家さんは
ネズミ捕りごとバケツに入れて、溺れさせて殺したそうです。

日本ではよく聞く方法ですが
イケメン教師は、残酷さに相当ショックを受けたようです。
彼がアメリカの母親に電話でこの話をすると

母 『なんですって!? なんで銃で殺さないの!』

ネズミを銃で撃ち殺す・・・

私 「Do you have a gun ?」

教 『持ってない、持ってない。 日本では持ってない』


「gun」(ガン)・・・銃

アメリカで盛んに討論されているのは

「gun control」(ガン コントロール)・・・銃規制


話は戻りますが、この話を聞いて
アメリカでは銃所持が普通なのだと、あらためて思いました。
普通のお母さんの言葉が
『なぜネズミを銃で撃ち殺さなかった』 になるのです。

イケメン教師によれば
教 『銃を使うことがネズミが一番苦しまずに死ねる方法だから』

なるほど、それも一理あるかもしれませんね。

しかし、家の中にネズミが出るなんてことがあるんですねぇ。

コメント (2)
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