いよいよ雅な平安京から離れ、国道171号線、通称西国街道をひた走る。西国街道は、京都から下関迄続いており、律令時代に整備された山陽道とほぼ重なるのだそうだ。
西国街道を遠くに見える日本電産のビルを目標に走る。そして、京都市南区、向日市、長岡京市を縦断。その間一級河川である桂川を渡る。
時期的に、ちょうど河川敷一面には菜の花が黄色い花を咲かせており、春の訪れを感じさせてくれる。いい感じだ。乗っている自転車はママチャリではあるが、サイクリングしている気になってきた。
向日市では、ホアンホアンって名前の中華料理屋、ホアンホアンってまだ上野動物園に生きてんだっけ?(注1997年に死亡している。)ここは、京都の向日市と嵐山に2店舗あり、皿うどんでかなり知られたお店らしい。
次いで、長岡京市だが、実は市域には大極殿などの長岡宮はないのは、案外知られていない。長岡宮は向日市にある。
この辺りは道路も平坦なため非常に走りやすい。京都から大阪に抜けると少しは山の中を走るのかなと思っていたが、意外とそんなことはないのだ。長岡京市で、西国街道が、名神高速道路の脇を通る道と合流する。
途中自転車のサドルですれて、お尻が痛くなってきたので、町田商店というラーメン店で休憩、遅い目の昼食をとった。その後、名神高速道路に沿ってひた走る。
大山崎町では、名神高速道路やいろんな高速道路が交わっている一大ジャンクションになっている。地道を自転車では通れないので歩道橋を渡っていく。これが意外ときつい!町立体育館の壁面には「ようこそ乙訓」の文字。こちらとしてはさらば乙訓である。
そして、ついに目に前には天下分け目の天王山の姿が見える。いよいよ大阪に入るぞ~。
自転車に乗り始めて4時間、午後3時ごろである。
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