青い空を白い雲がかけていった
あすな ひろし 作 エンターブレイン
同書は1976年から81年に少年チャンピオンに不定期に連載された漫画である。また、作者は2001年に死去、その後過去の著作が復刊されてます。本書もそのひとつです。
この作品が掲載されていた当時の少年チャンピオンは、今や奇跡とも思える連載のラインナップでした。手塚治虫の「ブラックジャック」、水島新司「ドカベン」山上たつひこ「がきデカ」少し遅れて鴨川つばめの(伝説の)「マカロニほうれん荘」などが掲載されていた。その中で割とひっそりと掲載されていたのがこの漫画です。(今の少年誌でこんなしっとりとした漫画を掲載するところあるのかちょっと疑問です。)当時、小学生だった僕も少し垣間見るちょっとした大人の世界に、背伸びをして読んでいたような気がする。そして30年ぶりに再開することになる。
本書を購入したきっかけはインターネット書店であすなひろしキャンペーンをしていたことによる。なんとなく、落ち着いた漫画を読みたいなと思ったのとなつかしいなという気分で購入した。考えたら普通の書店では手にすることが出来たかどうか。こういった本を手にすることができることがインターネット書店の利点なんでしょう。
話は戻るけど、30年ぶりに読んでまだ消費社会が席巻していない青春がそこにあった。そして大人になるには資格がいるのだということがわかる本という気がした。おそらく僕らはこういった漫画から大人の世界を垣間見、大人の世界に対する憧れを持つことが出来たのだろう。
いま、大人と子どもの世界がボーダレス化してしまっている中、改めてこのような本が必要なのかもしれない。世の中に憧れを持って生活していくために。
ただ、あまりにも商業主義になりすぎた今の少年誌等に掲載されることは無理かもしれない。残念ながら・・・。
あすな ひろし 作 エンターブレイン
同書は1976年から81年に少年チャンピオンに不定期に連載された漫画である。また、作者は2001年に死去、その後過去の著作が復刊されてます。本書もそのひとつです。
この作品が掲載されていた当時の少年チャンピオンは、今や奇跡とも思える連載のラインナップでした。手塚治虫の「ブラックジャック」、水島新司「ドカベン」山上たつひこ「がきデカ」少し遅れて鴨川つばめの(伝説の)「マカロニほうれん荘」などが掲載されていた。その中で割とひっそりと掲載されていたのがこの漫画です。(今の少年誌でこんなしっとりとした漫画を掲載するところあるのかちょっと疑問です。)当時、小学生だった僕も少し垣間見るちょっとした大人の世界に、背伸びをして読んでいたような気がする。そして30年ぶりに再開することになる。
本書を購入したきっかけはインターネット書店であすなひろしキャンペーンをしていたことによる。なんとなく、落ち着いた漫画を読みたいなと思ったのとなつかしいなという気分で購入した。考えたら普通の書店では手にすることが出来たかどうか。こういった本を手にすることができることがインターネット書店の利点なんでしょう。
話は戻るけど、30年ぶりに読んでまだ消費社会が席巻していない青春がそこにあった。そして大人になるには資格がいるのだということがわかる本という気がした。おそらく僕らはこういった漫画から大人の世界を垣間見、大人の世界に対する憧れを持つことが出来たのだろう。
いま、大人と子どもの世界がボーダレス化してしまっている中、改めてこのような本が必要なのかもしれない。世の中に憧れを持って生活していくために。
ただ、あまりにも商業主義になりすぎた今の少年誌等に掲載されることは無理かもしれない。残念ながら・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます