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アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

数学入門(上)

2005-03-30 18:50:25 | 読書日記
 数学入門(上) 
 遠山 啓著 岩波新書
 何を思ったか突然数学の本を読んでしまった私。最近暇つぶしに中学生レベルの数学の問題を解きはじめた事から、ちょっと数学の世界にはまってしまったのがきっかけ。といってももはや30歳後半40の声を聞く歳になってやり始めたのだから、実力的にはたいした事はないのだが。ちょっと脳みそに刺激を与えてみようかなと思い、ちょっと子どもの勉強を教えるついでにやり始めた。(今の仕事が死ぬほど刺激がないのでこうゆう事でもしないとボケてしまう。)
 本書は「数の幼年期」から始まり、最後は「複素数」で終わる。数という概念が、自然数の獲得から始まり、分数、有理数、マイナスなどの概念を獲得し、複素数という概念をするまでを書いている。はっきり言って、最初の方はわりとついていけたのだが、最後の複素数なんてのになるとちんぷんかんぷん。2次方程式は、確か習った記憶はあるのだが、もう全然使わなかったせいか全く覚えていませんでした。大体「複素数」なんて習ったのか。高3まで数学とはお付き合いしてたし、一時は理科系に行こうと考えた時期もあったんだがなあ。
 ところで数学を勉強するということは、公式を覚えるよりもむしろ思考を学ぶことが大事なのかなあという気がする。問題を分析し、要素を見出し、統合していく。そういう思考を学んでいくことが大事なように思われる。これは別に数学に限らないのだが数学の問題を解くということはそういう思考を獲得していく訓練にはなっていくような気がする。
 話は少し変わりますが、僕は、別に専門でもなんでもないのだが今の小学校の教科書を見て、驚いている人間の一人です。あまりの学習量の少なさに愕然としています。鉄は熱いうちに打てといいますが、特に算数なんてそうでしょう。なのにあの薄っぺらい教科書はちょっとまずいんじゃないのかなという不安を隠せません。特に電卓問題はあまりなのではないのかな。今のうちの脳をバンバン鍛えて体力をつけていく必要があるのに大丈夫なのかと思います。
 僕自身の目標としては、微積分ぐらいまで行きたいのだけれど、ちょっと道のりは遠いかなあ。まあ別に学校の勉強としてやっているわけではないので気楽にちょっとづつやっていきましょう。
 

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