先日、友人から95年立命VS京大のテレビ中継のビデオを借りてみた。スコアは7-3ではあるが、内容は非常に素晴らしいものであった。いわゆる伝説の「残り2ヤード」で呼ばれた試合である。
試合は、立命QB東野、京大QB杉本で始まる。ともに決定打がない中、QBサックをきっかけにモメンタムをつかんだ京大が杉本のランで第2QにTDを挙げる。TFPも決まって、7-0とリード。テレビを見る限り、おそらくワンチャンスを物にしたような感じであった。立命は東野のパスが決まるもののランが思うように出せず、苦戦を強いられる。第3QにFGで3点を挙げたのみ、京大のすさまじいディフェンスに防戦一方である。オフェンスラインを突破され、QBサックもしばしばであった。そうした中、第4Qにチャンスをつかむも、エンドゾーンでインターセプトを喰らう。思わず京大陣営はガッツポーズを決めていた。勝負はここで終わりかなという感じの中、残り1分20秒ゴール前に絶妙なパントが落ち、エンドゾーン手前からのオフェンス始まっていく。ここからが伝説の始まりである。
まずはエンドゾーンからプリッツをかいくぐって、WR下川へラインぎりぎりにパスを成功させ、一気に自陣42ヤードまで陣地を回復する。更にWR下川へパスがヒット。京大陣営28ヤードまで攻め込んでいく。ここで時間は残り1分8秒、わずか12秒で敵陣営まで攻め込んでいく。タイムアウトの後、下川へのパスは失敗に終わり、2D東野のスクランブルでファーストダウン獲得。京大陣営残り18ヤード。スパイク、パス失敗の後、下川への中央へのパスがヒット。残り3ヤード。スタンドは東野コールが巻き起こる。解説の東海も立場を忘れて一ファンとなっていた。残り44秒。まずはスパイクで時計を止める。そして東野のランは全然進めず、3Dは下川へのパスはあわやインターセプトという状況でパス失敗。そして最終はエンドゾーンで39番へのパスがオーバースローとなり、万事休す。残り28秒を残して京大に攻撃権が移り、タイムオーバーとなった。時間的には1分に満たない時間だったけどインパクトは十分でした。
結局は京大のディフェンスの勝利と言うところでしょうか。あれだけランプレーを押さえ込んだら、立命としてはリズム作れないですよね。オフェンスラインも今に比べればかなり小さいです。今のオフェンスラインで東野をQBを務めていたらすごいオフェンスチームになっていたでしょうね。ただ立命のベンチワークもちょっと工夫が欲しかったような気がします。この試合等の反省が今後の立命の飛躍につながったような気がします。しかし考えてみれば東野が開いた扉は大きかった。
ラグビーにしても野球にしても全国大会には出るが勝ちきれない。その壁をあっさりと打ち破り、立命を全国の頂点に結びつけたのだから。
ここ数年、関学戦は素晴らしい試合の連発だか、京大戦が少し盛り上がりにかけている状況が続いています。頑張れ京大。やはり京大が強くないと面白くない。
試合は、立命QB東野、京大QB杉本で始まる。ともに決定打がない中、QBサックをきっかけにモメンタムをつかんだ京大が杉本のランで第2QにTDを挙げる。TFPも決まって、7-0とリード。テレビを見る限り、おそらくワンチャンスを物にしたような感じであった。立命は東野のパスが決まるもののランが思うように出せず、苦戦を強いられる。第3QにFGで3点を挙げたのみ、京大のすさまじいディフェンスに防戦一方である。オフェンスラインを突破され、QBサックもしばしばであった。そうした中、第4Qにチャンスをつかむも、エンドゾーンでインターセプトを喰らう。思わず京大陣営はガッツポーズを決めていた。勝負はここで終わりかなという感じの中、残り1分20秒ゴール前に絶妙なパントが落ち、エンドゾーン手前からのオフェンス始まっていく。ここからが伝説の始まりである。
まずはエンドゾーンからプリッツをかいくぐって、WR下川へラインぎりぎりにパスを成功させ、一気に自陣42ヤードまで陣地を回復する。更にWR下川へパスがヒット。京大陣営28ヤードまで攻め込んでいく。ここで時間は残り1分8秒、わずか12秒で敵陣営まで攻め込んでいく。タイムアウトの後、下川へのパスは失敗に終わり、2D東野のスクランブルでファーストダウン獲得。京大陣営残り18ヤード。スパイク、パス失敗の後、下川への中央へのパスがヒット。残り3ヤード。スタンドは東野コールが巻き起こる。解説の東海も立場を忘れて一ファンとなっていた。残り44秒。まずはスパイクで時計を止める。そして東野のランは全然進めず、3Dは下川へのパスはあわやインターセプトという状況でパス失敗。そして最終はエンドゾーンで39番へのパスがオーバースローとなり、万事休す。残り28秒を残して京大に攻撃権が移り、タイムオーバーとなった。時間的には1分に満たない時間だったけどインパクトは十分でした。
結局は京大のディフェンスの勝利と言うところでしょうか。あれだけランプレーを押さえ込んだら、立命としてはリズム作れないですよね。オフェンスラインも今に比べればかなり小さいです。今のオフェンスラインで東野をQBを務めていたらすごいオフェンスチームになっていたでしょうね。ただ立命のベンチワークもちょっと工夫が欲しかったような気がします。この試合等の反省が今後の立命の飛躍につながったような気がします。しかし考えてみれば東野が開いた扉は大きかった。
ラグビーにしても野球にしても全国大会には出るが勝ちきれない。その壁をあっさりと打ち破り、立命を全国の頂点に結びつけたのだから。
ここ数年、関学戦は素晴らしい試合の連発だか、京大戦が少し盛り上がりにかけている状況が続いています。頑張れ京大。やはり京大が強くないと面白くない。
全勝対決で、鳥肌の立つような凄い試合でした。
残り1分、自陣5ヤードからの東野君のプレイは凄いの一言に尽きる。
京都大学のディフェンスラインは元より、ラインバッカー陣 阿倍、根来といった布陣は野武士のようであった。
何度見ても体が震えてきますね。
最後の2シリーズは、YOU TUBEで見れますよ。
参考までに
http://www.youtube.com/watch?v=ARAcepPMFDA&feature=related