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朝の気温 2.1度、初霜が降りた.
みんなが耳当てをするほどの寒い朝を迎えた。
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ようやくの良い天気、芍薬を植える畑にマルチを張った。
芍薬の株販売は「売れ残る」の予想から一転して「完売」となった。
今は職人技である「株分け」をする人が減って、人気のガーデニング材料である。
長年切花をした株を掘ったので、今年は植える株が多い。
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自分が生まれる前から我が家は芍薬を栽培していた。
芍薬畑の中で抱っこされている、遠い昔の写真が残っている。
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平成に入る頃からユリ切花が全盛になり、農業経営は大きく変わった。
そしてまたユリ切花が厳しい時代になり、多くの農家がナルコなどを植え始めた。
我が家も村もそして日本中が長寿社会を迎えている。
今健康な老人たちは、戦争、そして高度医療のない時代に多くの子供の中から生き延びてきた人たちだ。
我々は保険も医療もそこそこにそろった時代に生まれ、生きてきた。
ずっと続いているものにはもともとの「力」というものが備わっているように思う。
ここ3年間、切花用の芍薬を植え続けている。
今年は極早生種と晩成種を植える予定だ。
もちろん販売用の養成株も植える。
この株が掘り取られる2年後に株分けをしていられるかは定かではないが、畑に換金できる作物が植えられていることは農家としての「力」のはずだ。
今年販売不振のユリ切花が終わろうとしている。
99棟目までが切り終り、今日は乾いたのでビニールをはいだ。
残るは火事から生き延びた最後のビビアナだけになった。
それももう数日で切り始まる。
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