![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/04/c40d9d64080e8a70e9bee1b84bb168b8.jpg)
花持ち試験もこれで終わりです。
出荷はもうとうに終わっていますが試験だけは続けていました。
世間一般には、何日花が楽しめたかと言う 「日持ち試験」 ですが、こちらでは栽培時期と品種特性との適性も調べる 「花持ち試験」 なのです。
http://web.uct.ne.jp/~nikoniko/hanamoti/index.html
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/2c/3a54b20fe52fc260148b90085773262d.jpg)
雪国での夏の花栽培。
雪消えと同時に気温は上がるが、まだ地温の低いうちに栽培は始まります。
長い梅雨の季節。
気温も地温も栽培限界まで高い季節。
地温はそこそこでも気温が一気に冷え込む季節。
いきなり霜が降りたり。
花の咲くスピード。何輪一緒に咲くのか、あるいは順番か?
頂花まできちんと咲くか?
そして何日楽しめるか?
そのときの葉の状態はどうか?
葉が黄化したりすると、そのときの環境下での根の活性を想像します。
そして、その時期にその品種の栽培が適していたかの答えを探ります。
無理な作方はブランド評価を下げるばかりでなく、経営をも苦しめます。
毎年毎年、魅力ある新しい品種が入ってきます。
考察と経験の積み重ねが来年、また来年へとつながるのかなと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/05/5e205ba9f47744b7ba85eb31819c183b.jpg)