ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

最後の日

2009年12月14日 | Weblog

さあ、雪の無いのは最後の日になっちゃいました。
さすがに小屋をたたみます。
あれば便利なので粘ってましたが、明日からは一週間雪マークが続きます。
無用なほどの広い庭が誕生しました。

カレンダーが集まりだしました。
俵万智さんの歌が入った花のカレンダー。

なんと、花の生産振興の総本山、日本花き生産協会のカレンダーです。
いったいどうやったら手に入るカレンダーなんでしょう?
こりゃぁ珍しいっすよ!
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それぞれの冬篭り

2009年12月13日 | 観察

この気持ち悪い塊は?
アブラムシだ。
他の虫とはどういう関係なのか?

この程度で冬を越せるのだろうか?

この黒い塊は?

ハムナプトラに出てきた虫みたい。
枝の下側に固まって冬を過ごす虫たち。
じっと耐えることしか方法がないわけだ。

こちらは備蓄型。
百舌の速贄(モズのはやにえ)
おいしいものは後から食べる人ですかね?
でも、雪が降りそうなので撤去しちゃいました。ごめん。

こちらは冬でも篭もれないのでタイヤ交換しました。
スチールホイールってなんか、、、カッコ悪イ~~
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白鳥

2009年12月12日 | 観察

夜の瓢湖です。(ISO1600で撮影)
ひっそり静まり返っているかと思いきや、クゥォークゥォーと結構にぎやか。
鳥は鳥目かと思いきや、人が来れば餌がもらえるかと近付いてきます。
昨日の飛来数は5090羽。
なんと、毎日数えているそうです。

共進会の反省会で阿賀野市へ。
今期の会長さんは水原の方です。
今年の切花コンテストは去年よりも出品数が20点も増えて136点。
農林水産大臣賞に輝いたのは特別賞の常連、阿賀野市の熊島さんの菊でした。
バランス、葉色、力感を感じるまさに大作でした。


特別賞には常連さんがいつも名を連ねます。
技術ってのは一日にして成るものでは無いってことです。

農林水産大臣賞をいただくと、11月23日に明治神宮で行われる新嘗祭、農林水産祭に招待されるのです。

アンケートプレゼントの抽選を行いました。
10名の方にクリスマス頃にドサッとチューリップが届きます。
県外の方にも当たりました。

懇親会は瓢湖のほとりのレストランでした。

町にシンボルがあるってのはいいことだなと。
水原の出荷箱はやっぱり白鳥です。


魚沼のシンボルは、やっぱこれでしょう。
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花持ち試験

2009年12月10日 | 発信

花持ち試験もこれで終わりです。
出荷はもうとうに終わっていますが試験だけは続けていました。

世間一般には、何日花が楽しめたかと言う 「日持ち試験」 ですが、こちらでは栽培時期と品種特性との適性も調べる 「花持ち試験」 なのです。
http://web.uct.ne.jp/~nikoniko/hanamoti/index.html


雪国での夏の花栽培。
雪消えと同時に気温は上がるが、まだ地温の低いうちに栽培は始まります。
長い梅雨の季節。
気温も地温も栽培限界まで高い季節。
地温はそこそこでも気温が一気に冷え込む季節。
いきなり霜が降りたり。

花の咲くスピード。何輪一緒に咲くのか、あるいは順番か?
頂花まできちんと咲くか?
そして何日楽しめるか?

そのときの葉の状態はどうか?
葉が黄化したりすると、そのときの環境下での根の活性を想像します。

そして、その時期にその品種の栽培が適していたかの答えを探ります。
無理な作方はブランド評価を下げるばかりでなく、経営をも苦しめます。

毎年毎年、魅力ある新しい品種が入ってきます。
考察と経験の積み重ねが来年、また来年へとつながるのかなと。
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仕舞い仕事

2009年12月10日 | ぼやき

切花予冷庫(予備)名づけて 「大奥」
今年の役割はとうに終わっていたのだがようやく格納になりました。
夏は冷凍機分外に突き出しているのだが、冬はシャッターの中へと入ってすごします。

ゴミはエコプラントへ。
ナイロンゴミ、スリーブの切れっ端などなど。
ハイエースに満杯で1050円。持って行けば安いものだ。

冬に向かってすべてのものが収まったり片付いたりしていきます。
すべてのものにご苦労様、ですね。

話し変わって。山から下りて県道への取り付け部分。
急カーブで傾斜もきつく大変危険な道路としてず~~と改修のお願いをしていました。

ようやく工事が始まりそうで、立ち木の伐採が終わりましたら、、、

な、な、なんと、もうゴミが捨てられている。

なんとモラルの低さ。 あ~~~むかついてきた。
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わるなすび

2009年12月08日 | 発信

小春日和に誘われて山の畑へ。
花を切り終わった畑に悪なすびがいつの間にか巨大化していた。
畑犬も最後の畑仕事。穴掘りと追肥です。

この前、欲を出して掘った芍薬を植えた。
品種は華燭の典。おめでたい名前の赤芍薬。
畑は余っていたし、華燭の典は今年足らなかった品種だ。
これを掘り取って出荷できるのは2年後。その頃にはどうなっているかわからないが、とりあえず人気の品種は植えておく。
農業とはそんなもの。

春の除雪の目印にパイプを立てる。
高さは約2.5m。最近はここまで積もらないことが多い。

2年前に植えたマキシマ。早生種はわざと除雪に適した場所に植えておいたもの。
植えて3年目からようやく出荷できるのです。

これにて畑の仕事はすべて終了しました。
後は家の周りの有象無象を片付けて雪囲いをするだけ。

ここからの景色も今年は見納めですかね。
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まだ咲いている花

2009年12月06日 | 観察
母子草


白爪草

しおん?


がんばって咲いている理由は?

毎日毎日Qが液肥をやっているからです。
2日間だらだらと事務整理をしたりしなかったりして過ごしました。
だいぶ脳みそを休めました。
来週はすでに11回の会議、会合が予定されている。
1日3回の日も。予定はまだ増えそう。

明け方にはみぞれになると、天気予報が変わった。

あったかくして寝ましょう。
マッタリした歌もいいですよ。


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きのこ

2009年12月05日 | 家族
今朝の朝焼けです。
駒ケ岳の手前いにあるのは隣村を守る「神武天皇」 と言う、ありがたい名前のついた山です。

なんだか久しぶりに更新する気分ですが、、、、
近しい人ではありませんが、また訃報がありまして、へこんでいます。

今日は休みですが冬に備えて片付け仕事でした。
夕方、今年初めてのきのこ取りに裏の山に上がってみました。
もちろんこの日のために育てたお供を連れて。

嗅覚の優れた犬はすぐに何かを発見します。
この糞塊はヤギの糞に似ているのできっとカモシカでしょう。
それにしても大量だ。

ゲッ、これはひょっとして。
どう見ても大型の哺乳類の糞だ。

今年はまだ暖かいので冬眠していないのか。
まだ新しいようだがマタギ犬がお供なのでまずは安心です。

ようやくナメコを発見。
でも、もうラッコウして乾いてました。残念。

「応神様」 の頂上には 「応神様」 が祀ってあります。
「これ以上悪いことがありませんように」 と願をかけます。
今のご時勢、こんな願いが一番あっているような、、、


ご利益があったのか、帰りしなに一株発見。
これだけあれば一鍋の汁には十分です。

柴犬は弥生時代の遺跡からも骨が発見されるほど、昔から人間のお供でした。

人は太古の昔から神に祈り、拠り所として生きてきた。
不安なときにはお供とともに生きる。
決して一人にならないことが大事なんだなぁと、、、

6人家族でも何日も食えそうな鍋が煮えました。
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インディアンサマー

2009年12月02日 | 発信

12月になって、思いがけない晴天が続いています。
小春日よりのことをアメリカではインディアンサマーと言うそうな。

日和があまってきたので最後の悪あがきに古い切花畑の芍薬を掘りました。
もう花も切れなくなっていた畑で、株もあまりもったいなくないのだが、この太い根が漢方薬の原料として引き取られていくのです。

恒例で津南の委託農家からカサブランカの球根が届きました。
今年は肥大が良すぎて大型トラックに積みきれなくて自分も引き取りに。


集荷と植え付けの計画組みを同時にやっているのだが、圧倒的に畑が足らなそう。
どうしよう。
芍薬を掘った畑もハウスを建てなければ、、、


秋の陽はあっという間に暮れて、たちまち寒くなってきます。

写真は鈴木のユリで有名な柿の木。
その奥に我が家の町を見下ろせる畑があります。
音は上に上がってくるので、師走の町の夕方はとてもにぎやかです。
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冬桜?

2009年12月01日 | 家族

冬桜なのか、狂い咲きなのか?
でもきれいに咲いてました。

咲いていたのは松之山。
アメリカからOCおばさん夫婦が遊びに来ていたので、アメリカには無い風景ってことで松之山に行ってみました。

松之山と言えば 「日本の原風景、棚田」。
さすがにもうシーズンオフでカメラマンはほとんどいませんでしたが、シーズンには撮影ポイントが渋滞になるほどの賑わいだそうな。
父のカメラでは3枚つないで合成してもこの程度。

松之山の美しさを紹介しているブログがたくさんあります。
ふるさとの風景 棚田の里http://blog.livedoor.jp/satoakihiko/
日本の原風景http://blog.livedoor.jp/matunoyma_sato/
松之山の四季2http://matsunoyam.exblog.jp/

「美人林」 にも行って見ました。

このブナ林は値打ちありですね。
これほど太さがそろってすらっとまっすぐに伸びた林はほかにはないかも。

ネーミングが効いてますね。
夏にはここでクラシックのコンサートも開かれたそうな。

森には精霊が宿ると言うが、、、
うっそうと葉の茂る夏にも来てみたい。
きっとマイナスイオンのシャワーを浴びて生き返る気分になるかも。




これは熊の足跡か?

やっぱり。

「露天風呂」 の看板に引かれて 翠温泉へ。
400円払うと、「林の中にあるよ」と親父が。
行ってみるとブナ林の中にぽつんと小屋が。

脱衣場と湯船だけの簡素すぎるほど簡素な温泉でした。
肌を刺すような冷たい空気だけどヒリヒリするほどあったまるさび色の塩泉でした。
ん~じょんのび~

残念ながら11月いっぱいで冬季休業だそうな。

アメリカ暮らしでなくてもなんだか浮世離れしそうな松之山散策でした。
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