王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

猪口邦子少子化担当大臣 引継ぎ式

2005-11-02 09:26:46 | 少子化問題
昨日秋晴れの午後テレビを見ていたら少子化担当大臣猪口邦子さんと前法相南野さんが引継式を行っているところが写った 待てよ 南野さんは官僚の作った答弁書を棒読みならまだしも棒読みも出来ぬくらい素人のお方 新法相は杉浦氏で就任早々死刑執行命令には捺印しないと発言し物議を醸したお方 何で猪口さんとと考えた 恐らく前内閣では法相が少子化対策担当を兼任していたのであろう 爺は10月だけでも3回少子化問題は日本の国策の根幹だと訴えたが南野氏の下では場当たり対策の域を出なかったであろう

さて猪口さんは少子化問題のみを担当されるのであるから是非官僚の作る場当たり政策を超えて問題の根幹を抑えて欲しい つまり
対策をしても子供は増えない この事実を冷厳に受け止める
子供は誰が育てるのが良いのか 家庭か? 保育園か?
社会保障制度(年金、医療費、介護)の崩壊と子供達へのしわ寄せ
最終的に税収徴兵基盤の崩壊と地域の一層の過疎化 購買力不振 赤字財政の破綻

もう一度少子化問題の発端を記せば(暇な方は10月20,22,24日参照を乞う)
2006年1億2774万人を最多として2050年には1億0059万人に減少する 45年間で2715万人の減少 率で表せば21%の減少である 2100年には6260万人が減少するとしている 現実にはこの2005年6月には3万人の減少をみている 世代間で次々と担い合いして支払われる年金があと受け継ぐ人がどんどん少なくなるのであるから“100年安心の年金“とどうして言えるか?

話は変わって余り騒ぎにならなかったが大阪で二十歳の若い母親がホストクラブ通いをしているうちに乳児が餓死してしまった 痛ましい 乳幼児虐待については以下のような例が挙げきれないほど起きている なんとも痛ましい 子供さんに合掌
3歳長女衰弱死、21歳母に懲役12年 さいたま地裁判決「押し入れに放置」 (産経新聞) - goo ニュース
母親が子供を育てられなくなっている 彼女達も子供の頃両親に可愛がられなかったのではないか 生まれてくる子は親を選べない この子供達を立派に育て上げる上での障害を取り去るのは猪口さんの担当か担当外であろうか 仕上げは夜のテレビ 蛍の墓 3歳の幼女が戦災で孤児となり食べたい物の名を上げながら餓死する誠に身につまされる経験がある 番組案内を読むだけで目がうるうるして胸が詰まる テレビは昭和20年の話だが上の二つは今年の事件だ 

このような時孔子様ならまづ武を捨てると日った 国連軍縮大使を経験している猪口さん 自衛隊大軍縮して4兆7千億円の予算を子育てに使いましょう 爺は大賛成
コメント
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