王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

欠陥マンション発覚! その2

2005-11-26 08:10:52 | 社会
耐震偽造 イーホームズ 9割実質審査せず 手順書の不備認識? (産経新聞) - goo ニュース
22日に一報を書いた やはり姉歯一級建築士が手抜きの設計計算書を作り検査機関のイーホムズ他が内容を精査せず建物を建てた 建築主の一社木村建設ははや破産のかまえ ヒューザーも苦しい様子 ヒューザーの支店長は姉歯氏に手抜きの設計をするよう圧力をかけ仕事の見返りに金品を受領したと 会社ぐるみか否かは今後判ってくるであろう 絵としては三者はグルだよね

いまもっと恐ろしいことは複数の民間検査機関のみならず官である平塚市・台東区・長野県・長野市他が設計計算書を精査せず欠陥マンション・ビルが次々に発覚し使用停止や建築中止に追い込まれている こうなると人災と言えよう 姉歯氏・イーホームズの関係者の責任は重いが民間検査機関を管掌してきた国交省の責任は重い 政治は結果責任である 民に仕事を移管すればかかる事が起きる事は予見可能であったのだからその対策を含めて政策を決定していなければならなかった 

近頃運転手が息子を運転室に入れ懲戒解雇・車掌が携帯で運転台や風景の写真をとり懲戒解雇 これが妥当な罰と爺は思わないがこの基準を当てはめれば姉歯氏、イーホームズの関係者、官の検査官等は資格剥奪および懲戒解雇であろう 目下建築主が意図的に手抜き設計図を書かせたか否かがはっきりしないが関与していればその罪は誠に重い 先にも記したとおりハインリッヒの法則により似たような例が更に報告されるに違いない 30年或いはもっと長期のローンを組んでマンションを購入した方はえらい災難だ 人災だから損害賠償の交渉とやりなおし人生の取り組みで気が重かろう こんご被害がもっと広範に及ぶとすれば金銭に見積もって一千数百億円にもなろう そうなると救済は政治問題化せざるを得ない

話はとぶが姉歯氏の髪はかつらであろうか 爺には生え際が全く見えないのでかつら風の帽子をすっぽり被っている様にしか見えないのである まじでそうなら彼の心に歪みを感じる

 
コメント (1)
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