王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

少し幸せ 越前がに到来

2005-11-13 07:41:15 | 生活(地域)
幸せの神様は爺の家の玄関前で引き返してしまうのではないかと思っていたら 知人が昨日浜茹でしたばかりという越前がにを二杯も届けてくれた ラッキー 写真で見るとおり真っ赤に茹で上がっている 大きさは甲羅が爺の握りこぶしほど それに脚がついて差し渡し30センチにもなろうかという大きさのメスのかに(せいごと呼ぶらしい)だった お作法?通りふんどしをはずし中の外子を綺麗に平らげふんどしの内側の柔らかな肉をすする 次は甲羅をはがし内側の味噌と肉と内子を余さず浚い尽くす 身を半分に割りそれぞれから真っ白な身を箸と楊枝でせせりだし物も言わず平らげてしまった

爺がサラリーマンでバブルの頃芦原温泉に販売店さんと招待旅行 コンパニオンが身を綺麗に取ってくれて爺はただかに酢に漬けて食べるだけなんて一瞬が有ったよな あの頃はやたら景気が良かった 実態は大して儲かりもせず貸し倒れは売掛金に計上して運転資金不足は土地を担保に銀行から金を借りて回していただけ バブルがはじけて銀行にこれ以上金を貸せないと言われただけでかなりの数の店がグリコ(古い言葉でグリコのキャラ運動選手が両手を挙げているところからお手上げ状態もう駄目という事)更に金を引き上げるというのだからまじにギブ(ギブアップ 降参敗北)だった

今日はそばにコンパニオンが居ないので脚は包丁で縦割り かに風味の味噌汁を仕立てる事にした 手足で10脚も有るのだから濃厚なかにの出汁の効いた味噌汁となった
初め中も終わりも良かった少し幸せなひと時であった
    
コメント (2)
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