「ホテルルワンダ」を見た

今日の昼過ぎまでゆっくり出来ます　午後からは仕事復帰準備でーす
今日は「ホテルルワンダ」を見ましたよ
爺にはアフリカの話というのは分かるけどどの辺りかも良く判りません　でもヴィクトリア湖なんて言ってましたからあの辺かなーという感じです

話はルワンダ紛争のある時点たぶん１９９４年頃政府の大統領の飛行機が撃墜された頃の話らしい？のです
劇中の台詞回しによればそのそもあの辺りは第二次世界大戦まではドイツ、それ以降はベルギーの植民地の様でベルギーは統治のため比較的少数民族のツチ族を優等民族と決め多数民族のフツ族を管理させたらしいのです　１９７３年にベルギーの撤退、新政府樹立でフツ族が政権を握りました
旧宗主国と周辺諸国の民族構成による介入などにより民族間の敵視が増幅し殺し合いの日常です
争いは首都ルワンダの四つ星ホテル「ホテルルワンダ」にも及んできました
フツ族のホテル支配人（主人公）はノンポリの真面目人間で仕事の為なら役人に賄賂を贈りながらせっせと仕事に励みます
政府軍と過激派民兵（フツ族）によるツチ族の摘発と虐殺が大々的に始まります
なんと支配人の奥さんはツチ族なのです　
「ホテルルワンダ」は国連監視団（ＵＮ）の僅かな兵力の駐在により聖域化していました
ホテルはついには１２００人ものフツ、ツチ族難民を受け入れる場所となりました
しかし混乱は一段と深まりＵＮでもいかんともしがたい状態になりました

ＵＮの大佐と支配人は車列を連ねて難民キャンプ迄脱出する事にします
その為には過激派民兵の部隊を蹴散らし反政府軍（ツチ族）の後方にある難民キャンプまでたどり着かねばなりません

なんとかたどり着いた後ベルギーに出国した支配人の書いたレポートが元で映画が出来たそうです
僅かな期間のの紛争で１００万人の一般人が殺戮されたそうです　
爺のような人間にはなんとも良く判らない悲惨な話でした