王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

安藤百福氏 96歳 大往生

2007-01-06 08:04:26 | 社会
死去前日、社員とチキンラーメン…執念で生んだ世界食(読売新聞) - goo ニュース

今朝の報道をみると「日清食品の会長にして創業者」の安藤百福氏が5日午後満96歳で急逝された事を伝えている
安藤氏は前日仕事始めに年頭の訓示をし食堂で社員と歓談したとか 翌5日体調を崩され午後救急車で病院へ搬送されたが「急性心筋梗塞」で逝去された
ご親族の悲しみは深いと思うが「功なり人生も心臓が駄目になり享年97歳大往生」とうらやましく思えるほどの幕引きに思える            合掌

「チキンラーメン」といえば発売された頃爺も中学生で小学校の級友と数人集まっては小学校の恩師の家に遊びに行っていた時代がある 昼になると先生の奥様が鍋に発売されたばかりの「チキンラーメン」を幾つか落とし「小腹癒し程度の昼食」を作ってくださった
懐かしく思い出される

爺はつい最近まで安藤氏は戦後台湾人が三国人の立場で大儲けしその金を元に即席めんの開発に乗り出した方とばかり思っていた
正しくは日本人が戦後中華民国籍を取り活躍、山谷ある人生の後、即席めんの開発に向かった事をしった そして日本国籍に帰化したと言う こういう身分上のダイナミズムには驚くばかり

会長の年頭所感は「企業在人 成業在天」(企業は従業員による、はやるのは天(消費者)による)そうだ
会長が長命だと二代目の治世が短い 是非三代目で「売り家」等と唐様で書き出さぬ様年頭所感を心して経営陣には頑張って欲しい

読売新聞:
お湯をかけるだけで食べられるチキンラーメンを、人々は喝采(かっさい)で迎え、「魔法のラーメン」と呼んだ。
 世界の食文化に新たな歴史を刻んだ日清食品創業者で会長を務めた安藤百福(ももふく)さんが5日、96歳で逝った。「ひらめきは執念から生まれる」。戦後の貧しさの中で芽生えた「食」への志。それを結実させ、即席めんを「世界食」に育てた独創的な発想と情熱は、最後まで衰えなかった。突然の悲報に、社員らは言葉を失った。

 「大衆の声こそ神の声であり、天を動かすことができる」。日清食品のホームページに寄せた年頭所感で、安藤さんは「企業在人 成業在天」という言葉を紹介した。常に大衆の目線に立つ経営者として生きた安藤さんが、社員に残したメッセージとなった(引用終わり)
写真:安藤会長
コメント (4)
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