裁判員裁判、午前は証人尋問 東京地裁で2日目始まる(朝日新聞) - goo ニュース
大変な労力を費やして導入した裁判員裁判が始まりました。
大騒ぎして40数名も呼び出して6名を選抜とか。
判っていた事ですが選に漏れた方の時間と金の浪費は個人が忍ぶには痛すぎです。
さて裁判は一般人(裁判員)に判り易い様簡明な言葉や映像が駆使された様で確かに改善かもしれません。
閉廷直後1人の女性が「裁判員制度反対」を叫んで退廷となりました。
一般人が「死刑を宣告する様な制度に反対」との事ですが??
余り細かい点に拘ると全体像が見えません。
そもそも政府は「裁判員裁判」に何を期待しているのでしょう?
明治以来「民法」はフランス法に準拠。刑法はドイツ法のそれ。従って刑法で無罪、民法で有罪なんて事案が起きています。
そこへアメリカ法に則る「陪審員制度(の一部)」導入。アメリカの陪審員は「量刑を決めない」そうですからここにも歪みがあります。
国民の審判を受けない法務官僚。まあ「裁判官の国民審判」とか取って付けた様な制度がある事はあるのですがね。
数回検察審査会が「起訴相当」を勧告しても対応しない検察。折節起きる「国策捜査疑惑」、裁判行政における「量刑の相場化(何故1人殺しただけでは死刑にならないのか?)」等など
大きな問題と目先の問題の両方に目を配り「裁判員裁判」の進化を見守らないといけないようです。
朝日新聞:
東京都足立区の隣人殺害事件を対象に、東京地裁(秋葉康弘裁判長)で開かれている全国初の裁判員裁判は、4日間の審理日程の2日目を迎えた。午前中は、殺人罪に問われた無職藤井勝吉被告(72)が被害者の整体師小島千枝=本名・文春子=さん(当時66)を殺害した現場を目撃したとする近隣住民の証人尋問が行われた。
前日の審理では、被告が斜め向かいに住む被害女性を刺した後、ナイフを持ったまま被害者をさらに追いかけたかどうかで、検察側と弁護側の主張が食い違っていることが明らかにされた。「被告には強い殺意があった」としている検察側は、午前中の審理に2人の目撃者を証人として呼んでおり、この尋問を通じて裁判員たちに「追いかけた」という主張を理解してもらいたい考えだ。
(以下省略)
大変な労力を費やして導入した裁判員裁判が始まりました。
大騒ぎして40数名も呼び出して6名を選抜とか。
判っていた事ですが選に漏れた方の時間と金の浪費は個人が忍ぶには痛すぎです。
さて裁判は一般人(裁判員)に判り易い様簡明な言葉や映像が駆使された様で確かに改善かもしれません。
閉廷直後1人の女性が「裁判員制度反対」を叫んで退廷となりました。
一般人が「死刑を宣告する様な制度に反対」との事ですが??
余り細かい点に拘ると全体像が見えません。
そもそも政府は「裁判員裁判」に何を期待しているのでしょう?
明治以来「民法」はフランス法に準拠。刑法はドイツ法のそれ。従って刑法で無罪、民法で有罪なんて事案が起きています。
そこへアメリカ法に則る「陪審員制度(の一部)」導入。アメリカの陪審員は「量刑を決めない」そうですからここにも歪みがあります。
国民の審判を受けない法務官僚。まあ「裁判官の国民審判」とか取って付けた様な制度がある事はあるのですがね。
数回検察審査会が「起訴相当」を勧告しても対応しない検察。折節起きる「国策捜査疑惑」、裁判行政における「量刑の相場化(何故1人殺しただけでは死刑にならないのか?)」等など
大きな問題と目先の問題の両方に目を配り「裁判員裁判」の進化を見守らないといけないようです。
朝日新聞:
東京都足立区の隣人殺害事件を対象に、東京地裁(秋葉康弘裁判長)で開かれている全国初の裁判員裁判は、4日間の審理日程の2日目を迎えた。午前中は、殺人罪に問われた無職藤井勝吉被告(72)が被害者の整体師小島千枝=本名・文春子=さん(当時66)を殺害した現場を目撃したとする近隣住民の証人尋問が行われた。
前日の審理では、被告が斜め向かいに住む被害女性を刺した後、ナイフを持ったまま被害者をさらに追いかけたかどうかで、検察側と弁護側の主張が食い違っていることが明らかにされた。「被告には強い殺意があった」としている検察側は、午前中の審理に2人の目撃者を証人として呼んでおり、この尋問を通じて裁判員たちに「追いかけた」という主張を理解してもらいたい考えだ。
(以下省略)