新型インフル ワクチン優先順位は？

ワクチン優先順位、来月にも決定＝医師や患者団体が議論－厚労省(時事通信) - goo ニュース

物事の優先順位を決めると言う「日本人がもっとも苦手とする課題の良い例です」

日本では核兵器（或いは通常弾頭のミサイル）による攻撃があった場合「どの様な優先順位でシェルター（防空壕）に退避するか？」なんて考えても居ないようですし非核三原則を強調する政党が「せめて学校に通う小中学生の分位のシェルターの建設を！」なんて主張した事さえもないようです。

昔アメリカでは小学生の授業で「船が遭難して少ないボートに移る優先順位は？」を課題に生徒に議論させる教育があったとか。日本ではありますかね？

近頃日本でもＴＶや映画のシーンで「災害に襲われ多数の負傷者の手当てをしなければいけない」
その際に「トリアージ」と言って治療の優先順位を決める厳しい場面が出ます。
人と資材と時間が限られている中で「生存する可能性の最も高い順を決める」様ですから「瀕死の重傷者」は優先順位が低いと言う厳しい評価です。

さて本題の新型インフル用ワクチンは年内に１３００万人-１７００万人分程度だそうですから人口の１割からもう一寸分の在庫です。
これでは取り敢えず優先順位を決めなければいけません。
爺の常識では：
１：医療従事者
２：妊産婦・乳幼児
３：幼児と小学生
４：老人の内、呼吸器疾患や腎透析患者或いは複合病治療者
ですかね。
厚労省はどう決定しますかね。
ワクチンを打てば絶対発症しないわけでもなさそうです。
まず自分で出来ることは：
無駄に人ごみに出ない
手洗いうがいを励行する
睡眠を充分とりバランスの良い食事をとる。
ですね。
医療機関にお願いしたいことは：
発症したら「熱をさげる」「肺炎を防ぐ」を臨床で出来る体制を敷いて置くのが効く様に見えますがはてどうでしょうか？
かなり多くの人が感染しても発症しないで終わっていることを期待します。


時事通信：
厚生労働省は２０日、医師や患者団体関係者による「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」を開き、ワクチン接種の優先順位について議論を始めた。政府対策本部の専門家諮問委員会などにも意見を求め、来月にも優先順位を決める見通し。接種は１０月以降になるとみられている。

　出席者は「死亡者を減らすことが目的」として、呼吸器疾患や糖尿病などの持病がある重症化リスクが高い人を優先すべきとの意見でおおむね一致。感染者の治療に当たる医師や看護師を優先すべきとの声も相次いだ。　
（引用終わり）