桜 咲く

今日は４月１日です。
東日本大震災の復興は未だし加えて福島原発の放射能漏れは増えるばかりです。
それでも春は新年度、入学式等気持ち新たになる面もあります。

浜爺が店番している近くの弘明寺商店街を貫いて流れる大岡川沿いの桜はどんな様子かお知らせします。
東京九段では数日前に開花宣言がされていましたが弘明寺界隈では遅れていたようです。
それでもここ２日（と今日も）の気温の上がりで老木の枝の辺りにチラリと桜が咲きました。開花ですね。
しかし大部分の桜はまだつぼみがだいぶ膨らんで遠くから見ると薄くピンクに見え出した程度です。
写真は携帯電話のカメラで撮った昨日昼のものです。

明日からまた気温が下がるそうなので見ごろは来週末かもしれません。

さて東日本大震災との関係で上野公園を初め各地で「お花見自粛」の様です。
ここ弘明寺でも夜桜見物用の（仮設）電柱と電線がはりめぐされ電球入りの雪洞が下がったのは大震災前でした。と言うのも昨年は開花が早く盛りを過ぎてからの準備でした。今年はその反省から早めの準備で用意万端整えていたのです。
まあ地震の後、地区の桜祭りのイベントは全て取りやめ。それに加えて計画停電と節電の要請のせいでしょう。仮設の電線も電柱も撤去されそれにぶら下がっていた雪洞まで撤去されました。店の名前入りで一個三千円の費用と思いました。まあ被災地の方の事を思えば僅かな無駄ですけど。

さて弘明寺の商店街も桜の季節の見物客には大いに期待する事大なのですが今年は減るでしょうね。店の売上げもそれに比例して減りそうです。
被災地の近くに出掛け花見や宴会は失礼でしょうが余りの自粛も経済が回らない一因になりそうです。
でもどこか心が晴れず酒を飲んで騒ぐ気にもなれないのも事実です。
複雑な気持ちです。
まあ来週末は見ごろですよ。お越しあれ！