「正心誠意」国難に立ち向かう…首相所信表明(読売新聞) - goo ニュース
昨日13日午後野田首相が所信表明演説を行いました。
派手さの無い分「正心誠意」とか「政策協議に各党の参加を」等俗に言う「低姿勢」に見えました。
演説後野党各党の反応は「協力を求め国会の会期が4日とは!」と怒っていました。
素人の浜爺もその様におもいました。
「誠心誠意」でなく「正心誠意」だそうですが勝海舟はそれが通じない時には「官軍に江戸を渡さない為、火の海にする対応策を考えていた」り「徳川家の為で無い日本国の為の政略」等で察せられる「胆力」が野田演説に感じられません。
さて演説のあれこれですが:
政策面で「東日本大震災からの復興」「原発事故の収束」そして「財政再建=増税」に有るようです。
前二つについては「戦後日本を襲った最大の国難との認識」は国民全員に共有されています。
さてその為にはお金が必要なのですが2次補正程度では復興は愚か復旧さえままならない様です。
3次補正はざっと15兆円程度必要との事ですが野田首相は「今の世代で費用を負担し次世代に送らない」との趣旨で10年程度の増税で対応しようと考えているそうですが何か怪しげでありませんか?
財務省発表の平成23年3月末の「日本の国債と借入金の残高」は924兆円に達しています。野田首相はこの借金は「次世代に引き継がせるのか継がせないのか?」言及がありません。
例えて言えば「液状化現象で地盤がぐじゃぐじゃになってしまった自宅の土地に地盤整備か補強をしないで10年安心の家が立つのか?」全く理解に苦しみます。
前経産相の失言を謝っていましたが、枝野氏が新経産相になった時のブログで書いた「屑財填所」を認めれば演説を通じて「各大臣の失言は3度まで許しを請う」とか「閣僚の半数がレッドカードになれば解散総選挙で国民の信を問う」と宣言して通年国会でも90日国会でも「公開論戦の場」を設ける事が大切だと思いました。
もう3次補正は待ったなしの状態です。
野田首相 しっかり頼みますよ!
読売新聞:
第178臨時国会が13日、召集された。
野田首相は午後の衆参両院本会議で、就任後初の所信表明演説を行った。東日本大震災からの復旧・復興、東京電力福島第一原子力発電所事故の収束への決意を示し、野党にも協力を呼び掛けた。同時に、経済成長と財政再建の両立を政権の最優先課題に位置づけ、日本再生戦略の年内策定や、来年の通常国会に社会保障・税一体改革の関連法案を提出する方針を表明した。
首相は演説の冒頭で、鉢呂吉雄前経済産業相が福島第一原発事故を巡る不適切な発言で辞任したことに触れ、「失われた信頼を取り戻すためにも、内閣が一丸となって原発事故の収束と被災者支援に 邁進 ( まいしん ) する」と陳謝した。さらに、日本政治の現状を「積み上げてきた『国家の信用』が今、危機にひんしている」と指摘し、「希望と誇りある日本を再生する」と訴えた。
震災からの復旧・復興では、2011年度第3次補正予算案の早期編成や、復興特区の具体化に取り組む考えを示した。復興財源確保のための臨時増税は、「時限的な税制措置」と表現し、「複数の選択肢を多角的に検討する」と表明した。
原発事故対応は「国家の挑戦」と宣言し、政府工程表通りの事故収束の実現、迅速な賠償、放射性物質の除染の徹底を約束。さらに、エネルギー政策の再構築を「日本経済の立て直しの第一歩」と位置づけ、来年夏を目標に「新しい戦略と計画」を策定すると表明した。
また、「『脱原発』と『推進』という二項対立で捉えるのは不毛」と指摘し、定期検査中の原発は安全性の確保を前提に、再稼働を進めることも明言した。
経済・財政政策では、日本再生戦略の策定に加え、社会保障・税一体改革の関連法案提出に向けて「 真摯 ( しんし ) に与野党での協議」を進める決意も示した。政治改革の最優先課題には、衆参両院の「1票の格差」の是正を位置づけた。外交では日米同盟を基軸とし、沖縄県の米軍普天間基地移設問題に全力で取り組む姿勢を打ち出した。
一方、自らの政治姿勢については、勝海舟の著書「氷川清話」にある「 正心誠意 ( せいしんせいい ) 」を引用し、「自らの心を正し、政治家としての良心に忠実に、国難に立ち向かう重責を全力で果たす」と強調。与野党の合意形成を目指し、「徹底的な議論と対話」を行う方針を掲げた。
(引用終わり)
昨日13日午後野田首相が所信表明演説を行いました。
派手さの無い分「正心誠意」とか「政策協議に各党の参加を」等俗に言う「低姿勢」に見えました。
演説後野党各党の反応は「協力を求め国会の会期が4日とは!」と怒っていました。
素人の浜爺もその様におもいました。
「誠心誠意」でなく「正心誠意」だそうですが勝海舟はそれが通じない時には「官軍に江戸を渡さない為、火の海にする対応策を考えていた」り「徳川家の為で無い日本国の為の政略」等で察せられる「胆力」が野田演説に感じられません。
さて演説のあれこれですが:
政策面で「東日本大震災からの復興」「原発事故の収束」そして「財政再建=増税」に有るようです。
前二つについては「戦後日本を襲った最大の国難との認識」は国民全員に共有されています。
さてその為にはお金が必要なのですが2次補正程度では復興は愚か復旧さえままならない様です。
3次補正はざっと15兆円程度必要との事ですが野田首相は「今の世代で費用を負担し次世代に送らない」との趣旨で10年程度の増税で対応しようと考えているそうですが何か怪しげでありませんか?
財務省発表の平成23年3月末の「日本の国債と借入金の残高」は924兆円に達しています。野田首相はこの借金は「次世代に引き継がせるのか継がせないのか?」言及がありません。
例えて言えば「液状化現象で地盤がぐじゃぐじゃになってしまった自宅の土地に地盤整備か補強をしないで10年安心の家が立つのか?」全く理解に苦しみます。
前経産相の失言を謝っていましたが、枝野氏が新経産相になった時のブログで書いた「屑財填所」を認めれば演説を通じて「各大臣の失言は3度まで許しを請う」とか「閣僚の半数がレッドカードになれば解散総選挙で国民の信を問う」と宣言して通年国会でも90日国会でも「公開論戦の場」を設ける事が大切だと思いました。
もう3次補正は待ったなしの状態です。
野田首相 しっかり頼みますよ!
読売新聞:
第178臨時国会が13日、召集された。
野田首相は午後の衆参両院本会議で、就任後初の所信表明演説を行った。東日本大震災からの復旧・復興、東京電力福島第一原子力発電所事故の収束への決意を示し、野党にも協力を呼び掛けた。同時に、経済成長と財政再建の両立を政権の最優先課題に位置づけ、日本再生戦略の年内策定や、来年の通常国会に社会保障・税一体改革の関連法案を提出する方針を表明した。
首相は演説の冒頭で、鉢呂吉雄前経済産業相が福島第一原発事故を巡る不適切な発言で辞任したことに触れ、「失われた信頼を取り戻すためにも、内閣が一丸となって原発事故の収束と被災者支援に 邁進 ( まいしん ) する」と陳謝した。さらに、日本政治の現状を「積み上げてきた『国家の信用』が今、危機にひんしている」と指摘し、「希望と誇りある日本を再生する」と訴えた。
震災からの復旧・復興では、2011年度第3次補正予算案の早期編成や、復興特区の具体化に取り組む考えを示した。復興財源確保のための臨時増税は、「時限的な税制措置」と表現し、「複数の選択肢を多角的に検討する」と表明した。
原発事故対応は「国家の挑戦」と宣言し、政府工程表通りの事故収束の実現、迅速な賠償、放射性物質の除染の徹底を約束。さらに、エネルギー政策の再構築を「日本経済の立て直しの第一歩」と位置づけ、来年夏を目標に「新しい戦略と計画」を策定すると表明した。
また、「『脱原発』と『推進』という二項対立で捉えるのは不毛」と指摘し、定期検査中の原発は安全性の確保を前提に、再稼働を進めることも明言した。
経済・財政政策では、日本再生戦略の策定に加え、社会保障・税一体改革の関連法案提出に向けて「 真摯 ( しんし ) に与野党での協議」を進める決意も示した。政治改革の最優先課題には、衆参両院の「1票の格差」の是正を位置づけた。外交では日米同盟を基軸とし、沖縄県の米軍普天間基地移設問題に全力で取り組む姿勢を打ち出した。
一方、自らの政治姿勢については、勝海舟の著書「氷川清話」にある「 正心誠意 ( せいしんせいい ) 」を引用し、「自らの心を正し、政治家としての良心に忠実に、国難に立ち向かう重責を全力で果たす」と強調。与野党の合意形成を目指し、「徹底的な議論と対話」を行う方針を掲げた。
(引用終わり)