うなだれる野党議員=淡々と採決、傍聴席から靴―特定秘密保護法(時事通信) - goo ニュース
昨日6日夜11時半少し前に「特定秘密保護法」が成立しました。
与党側も2日程会期延長を予定した様ですが、野党の抵抗は奏功せず「賛成130票 反対82票」ですからかなり余裕の成立です。
マスコミ報道で知るように「何が秘密なのか?」「第三者の監視はしっかりしているのか?」など等浜爺が見ても微妙と言うより雑な法案です。しかしこれは先行した国家安全保障会議(日本版NSC)と表裏一体の法案ですから与党としては今国会での成立は必要だったのでしょう。
与党の悪口を言う前に1年前に時間を戻せば、あきれるほど迷走する民主党政権に国民の多くが愛想を尽かし自公の衆院議席安定多数を生んだものです。
今朝のウェブニュースで一部マスコミは「数の暴挙」とか「強行採決」など浜爺の若い頃に会った自民党政権と社共の野党の対立みたいな非難が載っていました。
法案に丁寧な説明とそもそも法案の骨子が問題ですが多数決で「成立」してしまいましたから運用をしっかり見守るしかありません。
自公が「決め過ぎ」の国会運営を続ければその反動で次の衆院選で又与野党交代になる理屈ですからね。
問題は「特定秘密保護法」の運用より来春以降の消費税率値上げと景気の動向が国民の与党に対する態度を決めそうです。
しっかり物価と景気を見守りましょうね!
写真:本会議場を退出する民主党員-10分後戻り反対投票(読売新聞)
時事通信:
「白票(賛成)130票、青票(反対)82票。よって本案は可決されました」。参院本会議で特定秘密保護法が成立した瞬間、与党議員らが一斉に拍手する中、野党議員はぼうぜんとうなだれた。
法案審議は午後10時半ごろから始まり、1時間足らずで淡々と終了した。ただ、国家安全保障特別委員会の中川雅治委員長による趣旨説明の際、民主党を中心に野党議員が「駄目、駄目」「恥を知れ」などと声を上げ、一斉に退場。討論終了後も、議場に戻った民主議員らが議長席横に何度も集まって進行を協議。約20分間議事が止まった。
この際、傍聴席にいた男性が「強行採決するな」と叫んでスニーカーを投げ込み、一つは議席を大きく飛び越えて議長席の下に落ち、もう一つが議員に当たった。男性は衛視に取り押さえられ、議場から連れ出された。
同11時10分すぎ、採決に移ると投票は約10分間であっさりと終わった。
採決を棄権したみんなの党の山田太郎議員は「非常に残念。法案の中身以前の問題で、委員会採決は議事録もなく無効だ」と指摘。「来年も重要法案がある中で、こういう議会運営を続けていくのか」と与党を批判した。
民主党の蓮舫議員は「強行採決は暴挙だ。国会議員の知る権利も脅かされる」と憤った。同党の大野元裕議員は「退場は会派の意思だ」と述べた。
国家安全保障会議(日本版NSC)担当の首相補佐官に内定した自民党の礒崎陽輔議員は「約束したことをしっかりやる。制度をしっかり国民に周知することが大事だ」と話した。
(引用終わり)
昨日6日夜11時半少し前に「特定秘密保護法」が成立しました。
与党側も2日程会期延長を予定した様ですが、野党の抵抗は奏功せず「賛成130票 反対82票」ですからかなり余裕の成立です。
マスコミ報道で知るように「何が秘密なのか?」「第三者の監視はしっかりしているのか?」など等浜爺が見ても微妙と言うより雑な法案です。しかしこれは先行した国家安全保障会議(日本版NSC)と表裏一体の法案ですから与党としては今国会での成立は必要だったのでしょう。
与党の悪口を言う前に1年前に時間を戻せば、あきれるほど迷走する民主党政権に国民の多くが愛想を尽かし自公の衆院議席安定多数を生んだものです。
今朝のウェブニュースで一部マスコミは「数の暴挙」とか「強行採決」など浜爺の若い頃に会った自民党政権と社共の野党の対立みたいな非難が載っていました。
法案に丁寧な説明とそもそも法案の骨子が問題ですが多数決で「成立」してしまいましたから運用をしっかり見守るしかありません。
自公が「決め過ぎ」の国会運営を続ければその反動で次の衆院選で又与野党交代になる理屈ですからね。
問題は「特定秘密保護法」の運用より来春以降の消費税率値上げと景気の動向が国民の与党に対する態度を決めそうです。
しっかり物価と景気を見守りましょうね!
写真:本会議場を退出する民主党員-10分後戻り反対投票(読売新聞)
時事通信:
「白票(賛成)130票、青票(反対)82票。よって本案は可決されました」。参院本会議で特定秘密保護法が成立した瞬間、与党議員らが一斉に拍手する中、野党議員はぼうぜんとうなだれた。
法案審議は午後10時半ごろから始まり、1時間足らずで淡々と終了した。ただ、国家安全保障特別委員会の中川雅治委員長による趣旨説明の際、民主党を中心に野党議員が「駄目、駄目」「恥を知れ」などと声を上げ、一斉に退場。討論終了後も、議場に戻った民主議員らが議長席横に何度も集まって進行を協議。約20分間議事が止まった。
この際、傍聴席にいた男性が「強行採決するな」と叫んでスニーカーを投げ込み、一つは議席を大きく飛び越えて議長席の下に落ち、もう一つが議員に当たった。男性は衛視に取り押さえられ、議場から連れ出された。
同11時10分すぎ、採決に移ると投票は約10分間であっさりと終わった。
採決を棄権したみんなの党の山田太郎議員は「非常に残念。法案の中身以前の問題で、委員会採決は議事録もなく無効だ」と指摘。「来年も重要法案がある中で、こういう議会運営を続けていくのか」と与党を批判した。
民主党の蓮舫議員は「強行採決は暴挙だ。国会議員の知る権利も脅かされる」と憤った。同党の大野元裕議員は「退場は会派の意思だ」と述べた。
国家安全保障会議(日本版NSC)担当の首相補佐官に内定した自民党の礒崎陽輔議員は「約束したことをしっかりやる。制度をしっかり国民に周知することが大事だ」と話した。
(引用終わり)