二重スパイ暗殺未遂で英ロ 応酬 ！！

英首相、二重スパイ毒殺未遂で「次の段階検討する」 ロは追加報復警告

今月４日英国で元(二重?)スパイのロシア人父娘が毒ガスで襲われ瀕死の重傷を負う事件がありました。

全く偶然ですが浜爺は先月から英国の作家フリーマントルがさえない中年の情報員チャーリー・マフィンのシリーズを読みだしていてまあ英ロ(当時はソ連）の騙しあいと言うか国際謀略の凄さを読んでいる所でしたから報道を聞いて「あーあり得るなー！」と思った次第。

英国はやりますね!４２３人のロシア外交官を国内退去させました。
これに対しロシアも報復措置として英国の外交官２３名を国外退去処分とするほかサンクトペテルブルクの英国総領事館を閉鎖すると通告したそうです。

日本国内では今週末も「財務省の書き換え問題」がＴＶニュースの目玉で海外の話はあまり出ません。
でも国連ではこの万台が安全保障委員会で議論されていてロシアの国連大使は「」英国に証拠を上げて証明しせろ」なんて厳しい対応をしています。
１８日にはロシア大統領選挙があってプーチン大統領の圧勝を狙っているとか！
スパイ小説と変わらない大国の情報戦とは中身がなんだったのでしょうかね？
興味が尽きません。


写真：サンクトペテルブルクの英総領事館

ＡＦＰ＝事実
【AFP＝時事】英国で発生した神経剤によるロシア人元二重スパイ殺害未遂事件で、英政府によるロシア外交官23人の国外退去処分にロシア側が報復措置を取ったことについて、テリーザ・メイ英首相は17日、「次の段階を検討する」と表明した。

　ロシア外務省はこれを受け、英国による「さらなる非友好的行動」があった場合、ロシアはそれに「報復する権利を有する」と警告した。

　メイ首相は14日、ロシア政府に事件の「責任がある」とし、英国に駐在するロシア外交官23人を国外退去処分とするとともに、高官級でのロシア側との接触を停止すると発表していた。

　一方、ロシア外務省は17日、英政府が事件をめぐり「挑発的な」措置を取ったとし、報復措置を発表。ロシア駐在の英国外交官23人を国外退去処分とするほか、同国第2の都市サンクトペテルブルクの英国総領事館を閉鎖すると表明した。

　同省はまた、英国のローリー・ブリストー駐ロシア大使を召喚後、報復措置の一環として、ロシア国内にある英国際文化交流機関ブリティシュ・カウンシルを閉鎖すると発表している。

　メイ首相は自身が率いる保守党の集会で、英政府は「報復措置を予期していた」とした上で、「今後数日中に、同盟国や協力国と共に次の段階を検討する」と発言。ロシア側の動きに強硬な反応を示した。

　同首相はまた、英国が国連で行ったロシア非難を繰り返し、英国で実行された神経剤による襲撃は「国際法および化学兵器禁止条約への目に余る違反である」と述べた。

　このほか同首相は「英国民および英国国土にいる他国民の生命に対するロシア政府からの脅威を決して看過しない」と言明。「ロシアの攻撃は、英国を定義する自由・民主的価値と正反対のものだ」と述べた。
(引用終わり）