王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

日本初の砕氷型LNGタンカー 就航 !!

2018-03-30 09:37:24 | 経済
日本初の砕氷LNGタンカー就航 商船三井、北極海航路で

商船三井が29日までに(恐らく現地時間)日本初となる砕氷型LNGタンカー「ウラジミール・ルサノフ」を就航させたと報じられました。
砕氷型とありますから北の方の施設とは思いましたが何とロシア北部にあるヤマル半島のサベッタ港のLNG施設からオランダのロッテルダムまで初輸送だそうです。

久しぶりに昔の地図を出して探しましたが何とも北ですね。

2.1メートルの氷を砕氷し単独で航行が可能だそうです。

ロシアの天然ガス大手ノバテクが15隻所有するうちの3隻を商船三井が受注したとか。
この基地が十分に機能するとLNGの国際相場は下がりますかね?
まあ東回りをして日本に持ってきてもブルネイ産の方がCIFベースでは安い様な気もしますが価格の国際競争が下げに働けば日本に取ってもメリットはありそうです。
ロシアも凄いものですね。
ソ連崩壊から何年もたたないのにしっかりとLNG基地を整備して輸出可能にしました。
6-7年で仕上げですかね・! すごいものです。


写真:砕氷型LNGタンカー

共同通信:
【モスクワ共同】商船三井は29日までに、日本の海運会社による所有・運航としては初めてとなる砕氷型の液化天然ガス(LNG)タンカー「ウラジーミル・ルサノフ」を就航させた。同日中に北極圏のロシア北部ヤマル半島にあるLNG生産拠点サベッタを出港し、北極海航路を西にオランダ・ロッテルダム港へ向け初輸送を行う予定。

 サベッタでは昨年12月、ロシア天然ガス大手ノバテクが中心となった天然ガス開発「ヤマルLNG」が生産開始。サベッタからのLNG輸出には世界初となる専用の砕氷LNG船15隻を使用し、商船三井はそのうち3隻を受注した。
(引用終わり)
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