コンビニエンスストアの店員を刃物で脅し、現金を奪おうとして現行犯逮捕されたのは原光太郎容疑者(21)。
3月も同じような事件を起こし、わずか2日前に処分保留で釈放されたばかりだった。
事件は2日午前2時ごろ、神奈川・川崎市多摩区のコンビニで起きた。
警察によると、原容疑者は50代の男性店員にカッターナイフを突きつけ、「金! 金!」と現金を要求。
男性店員が、「そんなことをしたらダメだよ」と諭しつつ、拒否したところ、原容疑者は何もとらずに店を出たという。
コンビニの外に出てきた原容疑者は、警察官が駆けつけるまで、その場でたたずんでいたという。
持っていたカッターナイフは、店の前に捨ててあったという。
現行犯逮捕された原容疑者は、警察官の問いかけに素直に応じていたという。
3月21日にも同様の事件を起こし、現行犯逮捕された原容疑者。
現場となったのは、川崎市中原区のコンビニ。
原容疑者は午前3時ごろ、2日と同様、カッターナイフを持ってコンビニに現れ、男性店員に現金を要求。
その場から逃げた店員からの通報を受け、警察官が駆けつけると、原容疑者はカッターナイフを置いて、店内にとどまっていたという。
現行犯逮捕された原容疑者は、当時の調べに対し、「捕まりたかった」と供述したという。
この事件で、原容疑者は3月31日処分保留で釈放された。
それからわずか2日で再び事件を起こした。
「定員にカッターナイフを見せたことに間違いない」と話し、容疑を認めているという原容疑者。
警察は、動機などをくわしく調べている。