昨日9日午後6時半頃、大阪市平野区瓜破(うりわり)西1のスーパーマーケット「サンコー瓜破店」で、従業員から「包丁で刺された。けが人がいる」と119番があったそうです。買い物中だった50〜80代の男女3人と男性店員(40)の計4人が、凶器とされる金属製のくいを振り回した男性に襲われた。このうち客の男女2人が重傷とみられ、残る2人も軽傷を負ったなんとも惨い傷害事件になりました。
夕刻のスーパーですから、男女を問わず出かけて込み合う時間です。
冒頭の「ペグ」が何のことか判りませんでしたが、金属製の(キャンプのテントを)地面に打つ付けて止めるような棒の様です。
画像を金属製ペグでググるとこんな映像が有ります。(ネットより)
一番下のペグだと凶器として相当な威力かと思いますが、襲われたご婦人は左側頭部の陥没骨折や脳挫傷などの怪我だそうで、これで頭を刺されたら重傷は間違いなさそうです。
事件直後に従業員が犯人を取り押さえ、駆け付けた警察官に引き渡した。
大阪府警平野署は無職の飯田雅史容疑者(56)=大阪市平野区=を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕したのですが、この男を取り押さえた従業員さんは勇気が有りますね。更なる混乱は最低限で抑えられました。
この記事にもありますが、飯田容疑者は「「全然知りません。事実無根です」と容疑を否認している」そうですが、同人のバッグから同様のペグが押収されたといいます。どういう神経の持ち主でしょうか?
もう少し後日の調べで分かる事が出るかも知れません。
被害者の快癒を願っておきます。
写真:客らが襲われたスーパーを調べる警察官ら=大阪市平野区で2023年4月9日午後7時59分、中川祐一撮影
毎日新聞:
9日午後6時半ごろ、大阪市平野区瓜破(うりわり)西1のスーパーマーケット「サンコー瓜破店」で、従業員から「包丁で刺された。けが人がいる」と119番があった。買い物中だった50〜80代の男女3人と男性店員(40)の計4人が、凶器とされる金属製のくいを振り回した男性に襲われた。このうち客の男女2人が重傷とみられ、残る2人も軽傷を負った。
大阪府警平野署は現場にいた無職の飯田雅史容疑者(56)=大阪市平野区=を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。「全然知りません。事実無根です」と容疑を否認しているという。
平野署によると、キャンプ用のテントなどを固定する際に使われる「ペグ」(長さ約25センチ)を店内と、飯田容疑者のバッグの中から計2本押収した。飯田容疑者はこの金属製のペグで買い物客らを突き刺したり、殴ったりして襲った疑いがある。
レジ付近にいた85歳の女性客は頭部を刺され、左側頭部の陥没骨折や脳挫傷などが確認された。57歳の男性客も鼻骨を骨折。別の女性客(52)と男性店員は顔を切られるなどして軽傷を負った。事件直後に従業員が飯田容疑者を取り押さえ、駆け付けた警察官に引き渡した。府警は事件当時の詳しい状況を捜査している。
現場は大阪メトロ谷町線・喜連(きれ)瓜破駅から南西約700メートルの住宅街。スーパーには多数の警察官や救急隊員が駆け付けたほか、出入り口付近にブルーシートが張られて騒然とした。
買い物に来た近所の女性(24)は店内に入ろうとしたところ、女性の悲鳴を聞いた。間もなく、レジ付近で取り押さえられる容疑者とされる短髪の男性を目撃した。男性は薄笑いを浮かべながらパトカーに連行されたという。
女性は「腹部を押さえた男性が担架に乗せられていった。よく使うスーパーでどうしてこんな事件が起きてしまったのか」と声を震わせた。【郡悠介、洪玟香、木島諒子、砂押健太】
〈引用終わり)