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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ギリシャ再選挙 緊縮支持派が過半数! 

2012-06-18 07:42:07 | 海外
緊縮支持派が過半数=ユーロ離脱回避へ―連立政権に不透明感も・ギリシャ再選挙(時事通信) - goo ニュース

昨日17日ギリシャ議会の再選挙で今朝その結果の見通しを内務省が発表したそうです。
緊縮財政策を指示する新民主主義党と全ギリシャ社会主義運動の(旧与党)2党で過半数の163議席を得るそうです。
急進左派連合は第2党に躍進しましたが過半数を占める事が出来ませんでした。
ひとまず連立内閣が出来そうです。

そうすると大幅な公務員の数と給与のカットや年金のカットを始め国民の福祉に対するサービスの低下(負担の上げや料金値上げ)が厳しく進みそうです。
EUはギリシャ1国なら抱えながら動きそうですがスペインや旧東欧諸国の加盟国の財政次第ではまだまだ安心できません。

日本の円と株価にどう影響するでしょう?
1000兆円もの国債残を処理せず「消費税率の上げ」程度でお茶を濁す野田政権の下ではやがてギリシャの二の舞でしょう。
その姿はあれや これやの通りです。
恐ろしい事です。


写真:第1党のサマラス党首の記者会見(共同通信)

時事通信:
【アテネ時事】17日投開票されたギリシャ議会(一院制、定数300)の再選挙で同国内務省は18日未明(日本時間同朝)、選挙結果の推計を公表し、緊縮財政策を支持する中道右派・新民主主義党(ND)と中道左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の旧与党2党で過半数の163議席を確保する見通しを示した。NDのサマラス党首はこれより前の17日夜、アテネ市内で記者会見し「挙国一致内閣を早期に樹立すべきだ」と述べ、事実上の勝利宣言をした。

 欧州連合(EU)と合意した緊縮策に反対する急進左派連合(SYRIZA)が政権を握る可能性が消え、ギリシャがユーロ圏から離脱に追い込まれる最悪のシナリオは回避される見通しとなった。地元テレビによると、SYRIZAのツィプラス党首も17日夜、NDのサマラス党首に電話して敗北を認めた。

 ただ、PASOKのベニゼロス党首は、挙国一致内閣にSYRIZAを含む反緊縮派を取り込むことを要求した。このまま、すんなり連立政権が発足するのか、成否は依然不透明だ。
(引用終わり) 

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