今朝スマホのニュースで「ゼレンスキー氏が軍総司令官の交代準備」 英紙報道 を知りました。
以下の参考記事によれば、英紙フィナンシャル・タイムズは30日:
「ゼレンスキー氏は29日、ザルジニー氏に国防関連の顧問への転任を打診した。ザルジニー氏は拒否したが、ゼレンスキー氏は新たな役職を受け入れない場合でも総司令官を交代する方針を伝えた」と報じています。
27日(現地時間)ここをクリック⇒バイデン政権は「領土の奪還よりも、新たな侵攻を抑止することに注力する戦略を策定した」と報じられたばかりですか「ウクライナによる反転攻勢」がうまく行かなかった今一つの傍証でしょうか?!
ロシアの侵攻を受けたウクライナはゼレンスキー大統領の国民からの信頼と自ら先頭に立ちEUはじめNATO諸国からの武器と資金を要請し、一方軍事面はザルジニー軍総司令官に任せ昨年秋口までは上手く回っていた様です。
しかし、東部および南部での反転攻勢がロシア軍の人的損害を度外視した抵抗を排除しけれず新年を迎えました。
政治面と軍事面のかみ合わせの悪さが出てきても致し方ない状況なのですかね? そうなるとあまり表に出なかった「援助資金や支援物資・武器に関する汚職」の問題も表に出てきそうな気がします。
ロシア指導部とウクライナ指導部のどちらが自国民の批判に耐えるか、別な方面でも争いになりそうです。
写真:記者会見をするウクライナのゼレンスキー大統領=広島市中区で2023年5月21日午後7時28分、大西岳彦撮影
毎日新聞:
英紙フィナンシャル・タイムズは30日、ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領がザルジニー軍総司令官の交代を準備していると報じた。2023年6月に始めた反転攻勢が行き詰まる中、両者の間には情勢認識を巡って不協和音が生じていた。ただ、軍内部や世論の人気が高いザルジニー氏の交代には反発も予想され、具体的な交代時期は未定だという。
報道によると、ゼレンスキー氏は29日、ザルジニー氏に国防関連の顧問への転任を打診した。ザルジニー氏は拒否したが、ゼレンスキー氏は新たな役職を受け入れない場合でも総司令官を交代する方針を伝えたという。両氏とも公には交代人事についてコメントしていない。
ウクライナメディアによると、29日に通信アプリ「テレグラム」の匿名のアカウントへの投稿をきっかけに、ザルジニー氏更迭のうわさが広がった。一部メディアも「更迭」を報じたが、大統領府の報道官は29日に「事実ではない」と否定していた。
ザルジニー氏が23年秋に戦況を「行き詰まり」と表現したのに対して、ゼレンスキー氏が異論を唱え、両者の不和が指摘されていた。【ワシントン秋山信一】
(引用終わり)
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