17日にガザ地区の病院に「イスラエルのロケットによる攻撃が有り500人が死亡」とハマスが報道した事で18日バイデン大統領による「ガザ地区に対する人道支援の仲介」の実施が難しくなりました。
このハマスの報道に対しイスラエル側は「ハマス側のロケットの誤射だ」と反論し、素人目には「500人ほどが死亡した事実」だけが残り、エジプトとの境界の検問所の通過がどうなるのか気になっていました。
このロイターの記事によると18日(現地時間)「イスラエル首相府は、パレスチナ自治区ガザへのエジプトからの支援は阻止しないが、イスラム組織ハマスに支援が届くことは容認しない方針を示した。イスラエル側からの人道的物資の提供も行わない」との声明を発したそうです。
これが、実施されれば、ガザ地区の民政にいささかの救いになると思うのですが、検問所で誰が「武器や弾薬の類でなく、人道物資だと確認するのですかね?」。本気でやるならエジプト側と丁寧な打つ合わせが必要」な気がします。実行されれば大気の車列が動きますから判りますよね!
実施されることを願っておきます。
それはさて置き「ハマスによる200人以上に上るイスラエル人の人質の解放」は軍事力に因る可能性が大ですから、即時停戦は難しいかも知れません。
心配しながら見守っています。
写真:ナタ二ヤフ首相と思われる映像
ロイター:
[エルサレム 18日 ロイター] - イスラエル首相府は18日、パレスチナ自治区ガザへのエジプトからの支援は阻止しないが、イスラム組織ハマスに支援が届くことは容認しない方針を示した。イスラエル側からの人道的物資の提供も行わない。
声明で「バイデン米大統領の要請を踏まえ、イスラエルは支援がガザ地区南部に住む市民に対する食料、水、医薬品である限り、エジプトからの人道的物資を阻止することはない」と表明。イスラエルはバイデン米大統領の要請を受けてこの決定を下したが、「イスラエルは人質が返還されない限り、イスラエル領土からのガザ地区へのいかなる人道支援も認めない」とした。
支援物資は18日までに、シナイ半島北部のエジプトの町アルアリシュから、ガザ南部とエジプトを結ぶラファ検問所近くに到着した。しかし物資を届ける合意がないためトラックがガザに入ることはできず、国境で滞留している。
エジプトによると、ラファ検問所は公式には閉鎖されていないが、イスラエルによるガザ空爆のため利用不可能になっている。
(引用終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます