28日ウクライナ国防省のマリャル次官は、南部ザポリージャ州にあるロボティネを奪還したと発表したと外電が報じました。それに続きロシア国防省が「ロボティネは確保している」とウクライナの報道を否定しました。
勿論、現地を確認できない日本人は「実態はどうなのか?」と思う掛けですが、下の参考記事は29日早朝のNHKの記事ですが、ウクライナ側の報道を認める感じの書き方です。
ウクライナの本格的反転攻勢が伝えられてざっと2か月ですが、事態は膠着状態だった様です。
そもそもロボティネはどこ? と思いググりました。
下の写真はネットから
ロボティネはクリミヤ半島へのロシア側の補給路の要衝になる更に南部のトクマクに通じていて、ロシア側の三重防御線を一部破って、更に突破する勢いなのかも知れません。
ウクライナ側発表の現地部隊 発表の数時間前(ネットより)
地雷原や竜の牙と呼ばれる塹壕に加え守備拠点で守られている「ロシア側防御線」を破ると逃げるロシア兵を追いながらの掃討戦になるのかどうか判りません。もう少し経つと外電特派員かウクライナ軍兵士の「進出地点での国旗掲揚」の写真等出れば、実態が確認できそうです。
写真:残骸が散らばる道路
NHK:
ウクライナ軍は南部ザポリージャ州で集落の奪還を発表し、部隊がさらに南下してロシア側が支配する交通の要衝のトクマクまで進軍できるかが焦点となっています。
ウクライナ国防省のマリャル次官は28日、南部ザポリージャ州にあるロボティネを奪還したと発表しました。
ロボティネ周辺はロシア軍によって設置された地雷原が広がるなど最も強固な防衛が続く場所でその一部を突破した形です。
今後はウクライナ軍の部隊がさらに南下し、ロシア軍が支配する交通の要衝トクマクまで進軍できるかが焦点です。
また、ウクライナ側はロシアが一方的に併合している南部クリミアの奪還を目指し軍事的な揺さぶりを続けているとみられ、ロシア国防省は28日、クリミアでウクライナ側の無人機を撃墜したほか、クリミアの沖合でウクライナ側の巡航ミサイルを迎撃したと発表しました。
こうしたなか、イギリス国防省は28日、ロシア軍が来月にロシア西部で予定していた大規模な軍事演習を中止した可能性が高いとする分析を発表しました。
中止の理由としては演習に必要な人員や装備品の不足を指摘しているほか、ウクライナへの侵攻を続ける中で大規模な軍事演習は国内から批判が出かねないとロシア指導部が神経をとがらせている可能性もあるとしています。
ロボティネ周辺はロシア軍によって設置された地雷原が広がるなど最も強固な防衛が続く場所でその一部を突破した形です。
今後はウクライナ軍の部隊がさらに南下し、ロシア軍が支配する交通の要衝トクマクまで進軍できるかが焦点です。
また、ウクライナ側はロシアが一方的に併合している南部クリミアの奪還を目指し軍事的な揺さぶりを続けているとみられ、ロシア国防省は28日、クリミアでウクライナ側の無人機を撃墜したほか、クリミアの沖合でウクライナ側の巡航ミサイルを迎撃したと発表しました。
こうしたなか、イギリス国防省は28日、ロシア軍が来月にロシア西部で予定していた大規模な軍事演習を中止した可能性が高いとする分析を発表しました。
中止の理由としては演習に必要な人員や装備品の不足を指摘しているほか、ウクライナへの侵攻を続ける中で大規模な軍事演習は国内から批判が出かねないとロシア指導部が神経をとがらせている可能性もあるとしています。
(引用終わり)
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