パレスチナが国連加盟を申請=和平交渉停滞に業煮やす(時事通信) - goo ニュース
23日(現地時間)パレスチナ自治政府のアッバス議長がNYの国連本部で「国家として国連加盟」を申請したそうです。
大分前からパレスチナが国連加盟を考えており米国がそうしない様説得していると報道していました。
「国連加盟」によってパレスチナ自治政府の国際的地位向上を計るなんて初心な行動ではないようです。
解説によればイスラエルとの和平?交渉が進展しないので親イスラエルの立場をとり続ける米国に圧力を掛けるとの高度の政略の様です。
お互いにしたたかでめげないパレスチナとイスラエルが右と左ほど違う主張を繰り返しているのですから「妥協点」を見出すのは大変だと思います。
さて申請は安保理付託されるそうです。
安保理では米英仏ロ中常任理事国の賛成が必要ですが米国はイスラエルとの関係で申請がでれば「拒否権を発動する」と表明していました。
でも自由と自立を求めるパレスチナの希望を「拒否」すれば中東の親パレスチナ諸国や周辺地区に米国に対する失望と反感が広がるでしょう。米国としては2012年の大統領選挙をにらんで国内で強い政治力を持つイスラエルの意向を無視できません。
英仏だって戦後のイスラエル誕生に重大な責任があります。
かくして舌戦と秘密交渉など複雑な交渉が繰り広げられるのでしょうね。
話は飛んで日本はもっと米国に「ドル垂れ流し」「普天間移設」について「日本国民を代表する意見(民主党や自民党のそれでない)」を表明するべきだと思います。
日本が本音をだして壊れるような日米関係ならそれは本物とは言えません。
日米間の多くの不平等な取り決めは「米国に言わせれば日本がノーと言わないから」との言い訳が堂々まかり通っています。
「ドルの垂れ流し止めろ!」「米軍は日本から出てゆけ」位はオバマ大統領に言いたいですよ。
国連を舞台の虚虚実実の交渉を見守り参考にしましょうね。
写真:パレスチナ アッバス議長
時事通信:
【ニューヨーク時事】パレスチナ自治政府のアッバス議長が23日昼(日本時間24日未明)、会合出席のため訪問中のニューヨークの国連本部で潘基文事務総長と会談し、国家として国連加盟の申請を行った。この後、総会で一般討論演説を行い、「われわれの真剣な(中東和平)交渉努力は妨げられた」と述べ、イスラエル批判を展開。ただ、交渉に戻る用意があることにも言及した。
国連加盟を目指すのは、米国がイスラエル寄りの立場を取り続け、交渉の行き詰まりが打開されないことに業を煮やした面が大きい。こうしたパレスチナ側の動きをイスラエルは「一方的」と非難しており、反発するのは必至。停滞したままの中東和平交渉の再開がさらに遠のきそうだ。
潘事務総長は加盟申請を受け、安保理に付託する。安保理は15カ国中、常任理事国5カ国全てを含む9カ国以上の賛成があれば総会に加盟認可を勧告。総会では加盟193カ国の3分の2(129カ国)以上の賛成で、新規加盟が認められる。
米国の反対で安保理通過は困難な見通し。ただ、常任理事国の特権である拒否権を行使すれば、米国は批判にさらされるため、発動したくないのが本音だ。採決を先延ばしし、その間に和平交渉再開の糸口を見いだすことも検討されているもようで、安保理で結論が出るまで時間を要すると予想される。(引用終わり)
23日(現地時間)パレスチナ自治政府のアッバス議長がNYの国連本部で「国家として国連加盟」を申請したそうです。
大分前からパレスチナが国連加盟を考えており米国がそうしない様説得していると報道していました。
「国連加盟」によってパレスチナ自治政府の国際的地位向上を計るなんて初心な行動ではないようです。
解説によればイスラエルとの和平?交渉が進展しないので親イスラエルの立場をとり続ける米国に圧力を掛けるとの高度の政略の様です。
お互いにしたたかでめげないパレスチナとイスラエルが右と左ほど違う主張を繰り返しているのですから「妥協点」を見出すのは大変だと思います。
さて申請は安保理付託されるそうです。
安保理では米英仏ロ中常任理事国の賛成が必要ですが米国はイスラエルとの関係で申請がでれば「拒否権を発動する」と表明していました。
でも自由と自立を求めるパレスチナの希望を「拒否」すれば中東の親パレスチナ諸国や周辺地区に米国に対する失望と反感が広がるでしょう。米国としては2012年の大統領選挙をにらんで国内で強い政治力を持つイスラエルの意向を無視できません。
英仏だって戦後のイスラエル誕生に重大な責任があります。
かくして舌戦と秘密交渉など複雑な交渉が繰り広げられるのでしょうね。
話は飛んで日本はもっと米国に「ドル垂れ流し」「普天間移設」について「日本国民を代表する意見(民主党や自民党のそれでない)」を表明するべきだと思います。
日本が本音をだして壊れるような日米関係ならそれは本物とは言えません。
日米間の多くの不平等な取り決めは「米国に言わせれば日本がノーと言わないから」との言い訳が堂々まかり通っています。
「ドルの垂れ流し止めろ!」「米軍は日本から出てゆけ」位はオバマ大統領に言いたいですよ。
国連を舞台の虚虚実実の交渉を見守り参考にしましょうね。
写真:パレスチナ アッバス議長
時事通信:
【ニューヨーク時事】パレスチナ自治政府のアッバス議長が23日昼(日本時間24日未明)、会合出席のため訪問中のニューヨークの国連本部で潘基文事務総長と会談し、国家として国連加盟の申請を行った。この後、総会で一般討論演説を行い、「われわれの真剣な(中東和平)交渉努力は妨げられた」と述べ、イスラエル批判を展開。ただ、交渉に戻る用意があることにも言及した。
国連加盟を目指すのは、米国がイスラエル寄りの立場を取り続け、交渉の行き詰まりが打開されないことに業を煮やした面が大きい。こうしたパレスチナ側の動きをイスラエルは「一方的」と非難しており、反発するのは必至。停滞したままの中東和平交渉の再開がさらに遠のきそうだ。
潘事務総長は加盟申請を受け、安保理に付託する。安保理は15カ国中、常任理事国5カ国全てを含む9カ国以上の賛成があれば総会に加盟認可を勧告。総会では加盟193カ国の3分の2(129カ国)以上の賛成で、新規加盟が認められる。
米国の反対で安保理通過は困難な見通し。ただ、常任理事国の特権である拒否権を行使すれば、米国は批判にさらされるため、発動したくないのが本音だ。採決を先延ばしし、その間に和平交渉再開の糸口を見いだすことも検討されているもようで、安保理で結論が出るまで時間を要すると予想される。(引用終わり)
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