今日になってすぐの時間に配信されたニュースです。一週間前に,ここをクリック⇒英系投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズによる買収を持ち掛けられた東芝の車谷暢昭社長が14日午前の臨時取締役会で辞任を表明する事が判ったと報じています。
天下の東芝が米国WHへの投資に失敗し、加えて長年の粉飾決算のゆえにここをクリック⇒ついに関連部門の分社化売却などで資金を調達を図りそれでも不足なので多数の海外ファンドの投資を経て余命を保ってきました。 この車谷暢昭社長はCVCキャピタルの日本法人の社長だった方が東芝に社長で入ってきた方です。先の株主総会ではCVCでないファンドの注文を通されファンド内での不協和音が取りざたされていました。CVCはTOBにより完全非公開の組織に替えて、素早い意思決定を図りたいとの意向だそうです。
この方が車谷社長です(ネットより)
はて、その目的達成の為、形ばかりの退任なのか? ファンドでない在来の株主の巻き返しなのか? 判りません。今日の午前中臨時取締役会で決まるそうですから午後には具体的な何かが判りそうです。
東芝と言えば、国家安全保障に関連するほどの企業体との見方が有りますが、半導体も売り払い、増資の際海外ファンドが60社程も入っていていつまでそんなことを言っていられるのでしょう? 微妙ですね。
写真:東芝のロゴ入り看板=東京都港区芝浦
朝日新聞:
東芝の車谷暢昭社長が14日午前の臨時取締役会で辞任を表明することがわかった。車谷氏は、経営方針や子会社の不祥事、企業統治をめぐる不備などを背景に大株主である海外ファンドとの関係が悪化。社内にも不満がたまっていた。
後任の社長には綱川智会長が復帰する。綱川氏は車谷氏の前任の社長。英国系投資ファンド、CVCキャピタル・パートナーズから買収提案を受けているさなかでの異例のトップ交代となる。
複数の関係者によると、14日の臨時取締役会では、取締役会議長の永山治社外取締役(中外製薬特別顧問)が車谷氏の解任をはかる構えだった。
(引用終わり)
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